教員の仕事について


 

【提案No.2026-00045】5月25日受付

 

 部活動における顧問への手当について、現状、支給される手当を時給換算すると、指導時間によっては最低賃金以下となると思われるため、もっと手当を支給するべきではないでしょうか。

 体育祭や文化祭などの運営は、教員でなくても運営できると思います。また、テストの採点も、教員でなくてもできると思うため、生徒名を隠すなどプライバシーに配慮した上で外部に委託されてはどうでしょうか。

 体育祭の衣装制作については、衣装によっては運動にふさわしくない場合があり危険なため、衣装用の予算を熱中症対策費用に充ててはどうでしょうか。

 教員の退勤時間を、金曜日は必ず17時とすると、ワーク・ライフ・バランスが良くなると思います。

 

【回答】7月3日回答

 

 県内公立学校の教員が週休日などに部活動の指導をした場合の手当については、条例に基づき「教員特殊業務手当」を支給しています。これまでも国の予算単価などの改正に合わせ、手当金額の改正を行ってきました。直近では、令和8年4月に増額し、3時間以上の部活動指導の場合3,900円、2時間以上3時間未満の部活動指導の場合1,950円を支給しています。

 これ以外のご提案については、市町村立学校は市町村教育委員会の管轄であるため、以降は県立学校の対応について回答します。

 体育祭や文化祭などの「学校行事」については、国が定める教育課程(カリキュラム)の基準である学習指導要領において、「特別活動」の一つに位置付けられています。その目標は、集団への所属感や連帯感を深め、公共の精神を養いながら、課題を発見・解決する資質・能力を育成することです。教員には、この目標の達成状況を適切に評価することが求められており、教育活動の全てを外部に委託することは適切ではありません。一方で、教員の負担軽減も重要です。運営の一部で外部機関などの協力も得ながら、より効果的な「学校行事」の実施に向けて、各学校で改善を図っています。

 テストの採点については、学習評価において重要な役割を担っています。現在の学習指導要領では「指導と評価の一体化」という考え方が示されており、適切な学習評価によって生徒の学習改善(フィードバック)につなげることと、教員が自らの指導改善(アセスメント)を図ることが求められています。近年は、「デジタル採点システム」などを取り入れ、採点の効率化を図っています。しかし、学習評価そのものを外部に委託することは、上記の観点から適切ではないと考えています。

 体育祭における衣装制作については、生徒の連帯感を高めるなど、「学校行事」の目標達成に資する側面があります。一方で、材料購入などに過度な予算を配分することは適切ではありません。熱中症対策については、生徒の安全確保を最優先に考えながら、引き続き必要な予算配分を行うとともに、開催時期や場所、準備時間の工夫など、各学校において適切な対応を行ってまいります。

 教員の退勤時間については、令和8年3月に策定した「島根県教職員働き方改革プラン」に基づき、各学校の実情に応じて「定時退勤日」や「最終退勤時刻」を設定するなど、ワーク・ライフ・バランスを十分に確保するとともに、教職員の「働きやすさ」と「働きがい」の両立ができるよう、引き続き取組を進めてまいります。

(教育庁総務TEL:0852-22-5416、教育庁学校企画TEL:0852-22-5410)

 


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2026年7月項目一覧

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