電子書籍貸出サービスの導入について(追加意見)


 

【提案No.A2021-00643】3月14日受付

 新型コロナの感染拡大により、県内の公立図書館の多くが一時期休館となりました。

 そこで注目されたのが非来館サービスである「電子図書館」です。2021年は、電子書籍貸出サービスを導入する図書館が急増したそうです。

 しかしながら、県内では浜田市立図書館のみが電子書籍貸出サービスを実施しています。

 島根県立図書館は松江市にあるため、石見や隠岐に住む県民は利用しにくくなっています。県立図書館の本は、地元の図書館を通じて借りることができますが、往復の輸送費もかかります。

 非来館で輸送コストも不要な電子書籍貸出サービスを県立図書館でも導入されてはどうでしょうか。

【回答】6月10日回答

 貴重なご意見をいただきありがとうございます。

 「電子書籍貸出サービス」については、導入について検討していますが、現状では、図書や雑誌などの紙媒体と比較して、図書館で提供できる電子書籍の数が限られていることや、導入にかかるコストなど、課題があると考えています。

 一方、ご提案にもありましたように非来館で輸送コストが不要であることのほか、文字の拡大縮小機能により読みやすくできるなどの利点もあります。

 今後も、電子書籍のサービスを既に導入している図書館からその効果を聞き取りするなど情報を収集しながら、引き続き検討してまいります。

 (教育庁県立図書館TEL:0852-22-5725)

 

【提案No.A2025-00108】9月10日受付

 回答から3年も経過していますが、その後の検討状況はどうなっていますか。

 他の自治体ではかなり進んでいるところもあるようです。

【回答】10月22日回答

 ご意見のありましたように「電子書籍貸出サービス」については、多くの県立図書館が導入するなど普及は進んできています。

 一方で、導入している図書館の状況を確認しますと、電子書籍を発行する出版社が少ないことや、新刊の小説など購入したい書籍が公共図書館は販売対象外であるなどの課題がありました。

 また、電子書籍は紙媒体の書籍と比較して高額であるため、図書館全体として提供できる冊数が減少してしまうといった課題もあると考えています。

 引き続き、導入している図書館から情報収集するとともに、電子書籍貸出サービスの動向を注視しながら検討を進めてまいります。

(教育庁県立図書TEL:0852-22-5725)

 


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