ダム貯水率の表示について
【提案No.A2025-00089】8月12日受付
水防情報システムの貯水率の見方が私のような素人には直感的に分かりにくいです。
利水貯水率は洪水期と非洪水期どちらの数字が正しいのか分かりにくいですし、洪水期と非洪水期はダムのページを個別に見ないと分かりません。しかも今は洪水期なのに、非洪水期の数値が出てるから余計混乱します。
ダム諸量一覧表の凡例に大きく書いておくか、期間外の数値は隠しておくべきではないでしょうか。
あと、貯水率が未収集になってるダムが多いように思います。欠測や未収集の表示基準を凡例などに書くべきではないでしょうか。
できればダム諸量グラフにもリアルタイムの貯水率をグラフで表示してほしいです。
数字の羅列よりも直感的に把握できると思います。
【回答】9月24日回答
このたびは、水防情報システムのダム情報に関してご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。いただきましたご指摘について、以下のとおりお答えいたします。
1.利水貯水率の表示について
利水貯水率(※1)は「洪水期」と「非洪水期」(※2)で基準となる容量が異なるダムがあるため、両方の数値を併記しています。現在のシステムでは期間に応じた自動切替えができない仕様であり、このような表示方法となっています。
2.欠測・未収集の表示について
観測機器の不具合や通信障害によりデータが取得できない場合は「欠測」と表示しています。また、利水を目的としない治水ダムでは利水貯水率を収集しておらず、治水容量を持たない利水ダムでは空容量率(※3)を収集していないため「未収集」と表示しています。
3.見やすさの改善について
凡例の表示方法やリアルタイムの貯水率をグラフで表示するなど、県民の皆さまに正確で分かりやすい情報を提供できるよう、今後のシステム改善の検討にあたり参考とさせていただきます。
※1利水貯水率:生活用水や農業、発電などに利用できる水(利水)が現在どれだけ貯まっているかを示す割合のこと
利水貯水率=(現在ダムで貯留している量)÷(利水として必要な量)
※2「洪水期」:梅雨や台風などの大雨に備えてダムの水位を低めに保つ期間。概ね6月から10月の間でダムごとに定められています。
「非洪水期」:洪水期以外の時期で水利用を優先しダムの水位を高めに保つ期間
※3空容量率:洪水調節容量(洪水時の水を一時的に貯めることができる容量)が現在どれだけ空いているかを示す割合のこと
空容量率=(現在の空いている容量)÷(洪水調節容量)
(土木部河川課TEL:0852-22-5199)
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