熊の出没に関する安全対策と観光への影響について
【提案No.A2025-00077】7月18日受付
熊の目撃が年々増え、特に東部地域では急増しているように思います。
山間部の観光地でも出没が報告され、県民や観光客が安心して自然を楽しめない状況です。
地域別に熊の目撃件数を公表し、周知方法を工夫してください。
また、熊の捕獲の拡充および安全ルートや立ち入り禁止エリアの明示、万一の補償責任の明確化をお願いします。
【回答】8月12日回答
島根県内では、西中国山地にツキノワグマが生息していますが、絶滅の恐れがあることから、国の法令により狩猟による捕獲禁止の措置が執られている一方、人の居住地や農林業が行われている地域等に出没するツキノワグマについては、県の捕獲許可により捕獲を行っています。
県内におけるツキノワグマの目撃件数および捕獲頭数について、県ではホームページで月ごとに公開しており、地域別での目撃情報などについては、市町村において公表をされている場合があります。
ご提案のありました安全ルートや立ち入り禁止エリアなどについては、ツキノワグマの行動自体が予測できないため設定は困難です。このため、県では、ツキノワグマの被害にあわないために、ハイキングや登山、キノコ採集などで山に入る際には、クマ鈴やラジオの音などで人の存在を知らせる、などの県民の皆様向け注意喚起を行っているところです。
今後とも、市町村と連携し、注意喚起の周知方法を工夫するなど、県民の方の生命と暮らしの安全・安心を第一に考えて被害対策を講じていくこととしていますので、ご理解とご協力をお願いします。
(農林水産部農山漁村振興課TEL:0852-22-5160)
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