東京都立川市の小学校で侵入・暴行事件がありました。

　小中学校の中には、施錠が甘かったり、門が設置されていなかったりと、外から侵入しやすい状態の学校もあるように思います。

　子どもを守るためにも、教職員の方々を守るためにも、今一度、公立の小中学校の防犯対策を見直していただきたいです。

　施錠はもちろんのこと、警備員を最低でも１人は常駐させるなど、早急に対策をお願いします。

　県内の公立小中学校等では地域の実情により立地条件などが異なり、敷地内に公道が通っていたり、ご意見にあるように、校門が設置されていなかったりする学校があります。

　各学校においては、施設面での防犯対策を補完するために、危険などが発生した場合に備え「危険等発生時対処要領（いわゆる『危機管理マニュアル』）」を作成し、児童生徒や教職員の命や身体を守るための安全の確保が図られています。

　公立小中学校などに係る施設の管理や警備員の配置などの学校の管理は、設置者である市町村教育委員会に権限があります。したがって、県教育委員会としては、市町村教育委員会に対して、いただいたご意見を伝えるとともに、各学校が危機管理マニュアルを作成する際の参考となるよう「学校危機管理の手引」（県教育委員会作成）の情報提供や、外部からの侵入者対策などを含めた学校安全研修の機会を提供するなど、引き続き学校が安全・安心な教育環境となるよう支援してまいります。

（教育庁学校企画課TEL：0852-22-6692、学校教育課TEL：0852-22-6609）

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