出雲空港の駐車場有料化は、コロナ禍からの復興やインバウンド推進、空港運用時間延長など今後の出雲空港の飛躍期に自ら壁をつくってしまうと感じます。

　新規路線誘致、既存路線の増便・機材大型化を目指し、利用促進していく中で、航空会社にとっても利用者にとってもウェルカムな印象がなくなると感じます。

　駐車場を有料にして隣県に利用者が流れてしまうより、費用はかかりますが将来性のある立体駐車場を建て、駐車可能台数を増やすとともに利便性の向上を図り、出雲空港を山陰の玄関口として飛躍させていただきますようお願いします。

　現在の駐車場の利用状況は、駐車可能台数は不足していないものの、ターミナルビル付近の長期駐車の抑制が課題と認識しており、駐車場の運用によってこの状況を改善するための対応策について、現在、空港関係者・関係機関などで構成する出雲空港利用者利便向上協議会において検討しています。その対策手法の一つとして、有料化することにより、長期駐車の車両がターミナルビル付近に駐車することを避けるよう誘導することも、有効な選択肢と考えられます。

　県としましては、協議会での検討結果等を踏まえ、必要な対策を講じて、空港利用者の利便性向上に努めてまいります。

　また、立体駐車場は、建設や維持管理に多額の費用を要するほか、整備期間中の代替駐車場確保などの課題があると考えています。

　上記の協議会の検討結果等を踏まえた対策を講じた後も、運用時間の延長などを受けた就航路線の変動などを踏まえて検討してまいります。

（土木部港湾空港課TEL：0852-22-6317）

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