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発電事業による島根県の活性化について


 

【提案No.A2021-00528】11月6日受付

 

 島根県の中山間地域や海辺の地域は産業が少なく、若者が就職できないため、過疎化を加速させていると思います。

 そこで、自然エネルギーを活用した発電事業を県の新事業開発の目玉に据えて取り組んでもらいたいです。

 これが実現すれば、中山間地域や海辺の地域に職場を確保でき、かつCO2削減に大きく貢献します。

 1.木質バイオマス発電

 中山間地域の休耕田に植林をして、持続可能な木材燃料の供給基地とし、木質バイオマス発電を行う。

 2.水力発電

 中小河川でマイクロ水力発電(高低差10~20メートル)を行う。

 3.波力発電

 海での波力発電を東京大学と平塚市が共同で開発しているので、島根県も東京大学に働き掛ける検討をする。

 

【回答】1月21日回答

 

 島根県は、県土の78%を森林が占め、その割合は全国4位の森林県です。林業自体が重要な雇用の場ともなっていますが、平成27年には森林バイオマス発電所が2カ所稼働し、関連する新たな雇用を生み出しています。

 また、県西部の沿岸部では地元企業による風力発電が稼働しているほか、隠岐諸島では、慶應義塾大学発のスタートアップ事業が、波力発電の実証実験を行うなど、再生可能エネルギーの導入に向けた動きが進んでいます。

 県としても、「再生可能エネルギー及び省エネルギーに関する基本計画」を定め、地域資源を活かした、地域振興・産業振興につながる再生可能エネルギーの導入促進を目指し、発電所の設置に向けた採算性調査への支援、寄付等の地元貢献や新規雇用につながる設備導入への支援などを行っています。

 再生可能エネルギーの導入は、地球温暖化防止、エネルギーの供給源の多様化、エネルギー自給率の向上、地域資源の利活用による新産業の創出および雇用の拡大に伴う地域の活性化、非常時のエネルギー確保による地域防災力の強化など、広範多岐にわたる効果がありますので、今後とも、その導入促進に取り組んでまいります。

(地域振興部地域政策TEL:0852-22-5957)

 

 

 


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