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島根の魚・きれいに食べるよ

新鮮な魚が多く水揚げされる島根県。おいしい地魚を子どもたちに食べてもらおうと、学校給食でも積極的に魚メニューが提供されています。このうち、浜田市の三隅小学校では、地元浜田漁港で水揚げされた「どんちっちアジ」が丸ごと1匹出てきます。


地産地消・三隅小の「まるごとアジ1匹給食」

給食のマアジをきれいに食べる三隅小の1年生の写真
給食のマアジをきれいに食べる三隅小の1年生


1年生にとっては大きなマアジも見事に完食した写真
1年生にとっては大きなマアジも見事に完食


「おいしい!」「見て見て!きれいに骨がとれたよ」「頭も食べちゃった」。1年生たちは楽しそうに給食を食べます。年に3回実施される三隅小学校の「まるごとアジ1匹給食」。メニューは「どんちっちアジ」丸ごと1匹の塩焼きです。6月に実施された今年度最初の1匹給食。この日が初めての1年生たちは悪戦苦闘しながらも、食べ方の手順が書かれた手本を見たり、先生たちに教えてもらったりしながら、きれいに食べようと一生懸命です。調理場に戻ってきたマアジは見事に完食。「大変だったけど楽しかった」と児童たちは満足そうな表情です。

三隅小学校の1匹給食が始まったのは平成28年度。それまでの給食の魚は、食べやすいように骨を取り除いた切り身などが主流でしたが、魚の食べ残しがたくさんありました。そこでアンケートを取ると、サバやサンマ、トビウオなどの青魚が苦手という傾向が。魚特有の臭いが嫌い、骨を取るのが面倒くさいというのが理由でした。

そこで加藤陽子栄養教諭は「漁業の町で育つ子どもたちには、地元の魚を食べてもっと魚を好きになってもらいたい」と、県浜田水産事務所の協力を得て、地元の「どんちっちアジ」を使った給食、それも本来の魚の姿を知ってもらいたいと丸ごと1匹のものを出そうと考えたのです。

鮮度が良く、おいしい地魚を学校給食の規格に合わせて提供するためには、安定供給や衛生管理の面などで課題がありましたが、水揚げされた魚をその日のうちに地元水産加工会社が加工処理し、直ちに急速冷凍する「ワンフローズン」を採用。急速冷凍した魚を使うことで高品質な状態で子どもたちに提供することが可能となりました。

1匹給食の日には、給食の前に県浜田水産事務所の職員による出前講座を実施しています。魚の正しい食べ方の紹介のほか、測定器を用いたマアジの脂質測定の実演、生の魚に触れる体験も。恐る恐るマアジに手を伸ばしたり、翼のようなトビウオの胸びれを広げてみたり、児童は楽しみながら理解を深めます。

加藤栄養教諭は「魚をきれいに食べることは、箸のマナーアップにもつながります。また、きれいに食べることで達成感を味わった子どもたちは、ほかの給食も残さずに食べるようになりました。ぜひ各家庭でも魚を食べてほしいです」と話します。三隅小学校から始まった魚食給食は、県内各地に広がっています。


みんなで楽しい食事をする様子
みんなで楽しい給食


児童たちが水揚げされたばかりの魚を興味深そうに触る様子
水揚げされたばかりの魚を興味深そうに触る児童たち


魚の食べ方マナー~焼き魚編~

(1)最初に魚の中心に切れ目を入れる

魚の食べ方マナーの写真1


(2)背中側の身から食べる

魚の食べ方マナーの写真2


(3)しっぽに向かって食べる

魚の食べ方マナーの写真3


(4)腹側の身を食べる

魚の食べ方マナーの写真4


(5)背骨と頭を取り除く

魚の食べ方マナーの写真5


(6)骨を皿のはしにまとめる

魚の食べ方マナーの写真6


(7)下側の身を食べる

魚の食べ方マナーの写真7


(8)きれいに完食

魚の食べ方マナーの写真8


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