島の暮らしを支える船員になろう

島根半島の沖合約70kmに浮かぶ隠岐諸島と本土を結ぶ「隠岐航路」は、島民の生活や産業を支える重要な生命線です。

この航路を日々支えているのが、現場で働く船員の皆さんです。運航する隠岐汽船株式会社(隠岐の島町)の船員の一人、藤野裕磨さんに船の上での仕事ややりがいなどについて、お話を伺いました。


事務部司厨手(しちゅうしゅ)

藤野裕磨(ふじのゆうま)さん

藤野裕磨さんの写真-1


隠岐の島町出身の藤野さんは、入社して18年目を迎えます。隠岐水産高校を卒業後、いったんは別の業種で働いていましたが、「船の仕事がしたい」という思いから同社に入社しました。

事務部に所属し、「フェリーしらしま」を担当。乗下船時の切符確認や客室案内、荷物整理、船内の清掃、運航中の巡視など、接客を中心とした幅広い業務に携わっています。また、乗組員の食事の調理・提供も大切な役割の一つです。

「接客を通じて乗客から『ありがとう』と声をかけられると、やりがいを感じる」といいます。イルカやトビウオが跳ねる姿を目にすることもあり、「自然の中で働けるのもこの仕事の良さです」と藤野さん。「人と接することや海が好きな人に向いている仕事だと思います。島民にとってなくてはならない仕事なので、少しでも島民の役に立てるようこれからも続けていきたいです」と語ります。


藤野裕磨さんの写真-2


船の運航を支える業務

船のイラスト

甲板部

船橋(ブリッジ)での入出港時のロープ渡しや固定、巻き取りなどの操船業務、車両甲板での誘導や固定作業を行う。

機関部

エンジンや発電機の運転監視、点検、整備などを行う。

事務部

乗下船時の切符確認や船内客室案内、船員の食事調理を行う。


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