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しまねで一緒に働こう!

職場のアイコン


働きやすく、自分の知識や技術を生かし、さらにその能力を高めていける職場が、島根県には多くあります。やりがいを持って打ち込めたり、家庭と両立できたりなど、それぞれの状況に合った仕事が見つかるはずです。生き生きと働き続けられる魅力ある職場を、島根で探してみませんか。


島根で活躍!ものづくり女子

製造業のアイコン


「たたら操業」をはじめ、古くから製造業が盛んな島根県。自動車部品などに使われる銑鉄鋳物(せんてついもの)は全国2位の生産量を誇ります。このほかにも、県東部には安来市を中心とした特殊鋼産業、県西部に目を向けると石州瓦産業が集積するなど、地域の特性を生かした産業が発展しています。

製造業では機械化や自動化、省力化が進み、人の作業量や危険性が減ることで働きやすい職場が増えてきました。女性も活躍できる環境が整っていて、ものづくりの楽しさに魅力を感じる人が多く働いています。

営業・溶射/島田(しまだ)みずきさん

島田みずきさんの写真


Q1、どんな仕事をしていますか。

A1、溶射の研究と営業をしています。溶射は、金属やセラミックスなどの材料を微粒子状にして吹き付け、対象物の表面に皮膜を形成する表面処理の技術です。部品の長寿命化や、電子機器などで発生する電磁波を防ぐためにも活用できます。

Q2、入社のきっかけを教えてください。

A2、大学生の時、「しまね大交流会※」に参加し、それまで知らなかった溶射の話を聞いて面白いと思ったからです。

※「しまね産学官人材育成コンソーシアム(事務局は島根大学)」が主催する学生と企業等の交流イベント

Q3、やりがいを感じるのはどんなときですか。

A3、営業で得た知見を研究に還元できるのがやりがいですね。ものづくりが好きな人には楽しい職場だと思います。


溶射の機械を操作する島田みずきさんの写真
溶射の機械を操作する島田みずきさん

株式会社コダマ(松江市)

鋳造から始まったコダマは、創業100年を超える会社です。鋳造(溶解)、プラントエンジニアリング(溶接)、溶射(表面処理)の事業を展開し、平成31年に溶射の研究開発型工場を新設、令和2年には鋳造工場を増設しました。また、令和3年に営業部を設置して、部員は従来から担当する業務をしながら営業も行い、幅広い顧客ニーズを直接把握することで効果的に社業へ生かすことを狙います。

告知:「ものづくり女子×しまね」動画公開中!

男性の職場と思われがちな金属(特殊鋼)加工企業ですが、女性もいきいきと働いています。動画では、特殊鋼関連6社でつくる共同受注体「SUSANOO(スサノオ)」の女性技術者(研究者)3人の働く姿を紹介しています。


女性技術者の写真


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●問い合わせ先
産業振興課(TEL:0852・22・6740)


順調に成長・島根のIT産業

IT産業のアイコン


コロナ禍において、さまざまな業界でITの需要が高まっています。今後、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展や、第5世代(5G)移動通信システム、人工知能(AI)、仮想現実(VR)技術の普及により、IT活用の場はさらに広がると見込まれます。

島根県では、プログラミング言語「Ruby(ルビー)」の開発者が県内を拠点に活動されているご縁もあり、Ruby関連企業や技術者が集積。ITエンジニア数は1636人(平成29年度から352人増)、売上額は318億円(平成29年度から87億円増)となっており、IT産業は順調な成長を続けています。

情報システム部/高尾(たかお)モナさん

高尾モナさんの写真


Q1、入社のきっかけは。

A1、東京のIT系企業に勤務していましたが、急なトラブル対応などで神経がすり減る日々でした。そんな時、ITエンジニアを対象にしたイベントで「都会の仕事の下請けではなく、地方を元気にする企業」を目指す社長に出会い、転職を決めました。

Q2、今の仕事を教えてください。

A2、TAKUZOの計画策定や社内調整などを行うプロジェクトマネジャーです。使いやすいシステムとなるように、地域の人の立場で考えることを心がけています。

Q3、職場で心がけていることは。

A3、社員同士が気兼ねなく意見を言える環境を整えるようにしています。会議ではみんなに発言してもらい、気持ちを一つにして業務に取り組んでいます。


打ち合わせをする高尾モナさんの写真
打ち合わせをする高尾モナさん

株式会社バイタルリード(出雲市)

中山間地域の交通システム構築などを手掛けるバイタルリード。定額料金でタクシーが乗り放題になるAIオンデマンド配車システム「TAKUZO(タクゾー)」を、大田市内などで展開して住民の生活を支えています。このシステムは、同社のエンジニアが設計し、開発は県内のパートナー企業が担当。島根で生まれたシステムを全国へ広め、持続可能な地方交通の実現を目指します。

告知:IT WORKS@島根

島根県が運営する無料職業紹介サービスで、県外に在住のITエンジニアの皆さんが、県内のIT企業にUターン・Iターン転職できるよう、キャリア相談から内定・移住までを徹底サポートします。また、多数の県内IT企業と出会える転職イベントも開催しています。


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●問い合わせ先
産業振興課(TEL:0852・22・5620)


子どもと一緒に成長できる

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島根県は、豊かな自然や歴史・文化、教育熱心な地域の方々など、教育資源に恵まれています。また、学校では人とのつながりを基盤に、一人一人を大切にした教育が行われ、家庭・地域と協働しながら子どもたちの「生きる力」を育んでいます。

教員の仕事は、授業はもちろんのこと、子どもたちの成長全般に関わります。子どもたちが目を輝かせ、「やってみたい!」「できた!」「分かった!」と夢中になる瞬間をともに過ごせるのが醍醐味(だいごみ)です。

また、教員がゆとりを持って、子どもたち一人一人と向き合う時間を確保し、教員自身のワークライフバランスを大切にできるよう、業務の見直しなどを積極的に進め、「働き方改革」を推進しています。

子どもたちに寄り添いながら、共に悩んだり喜んだりすることを通して、子どもも自分自身も成長できるここ島根県。一緒に働いてもらえるあなたを待っています。

出雲市立西野小学校/菅野悠(すがのはるか)さん

菅野悠さんの写真


Q1、教員になって良かったことは。

A1、やはり子どもたちの成長を間近で見られることです。うまくできないことでも、一生懸命に取り組む姿やできたときの笑顔を見ると、うれしくなります。

Q2、仕事の魅力を教えてください。

A2、未来を切り拓く力を、子どもたちが自ら身に付けていく過程に日々、関わることができるのが魅力です。

Q3、家庭との両立はいかがですか。

A3、産休・育休を取る時は、不安もありましたが、職場の先輩たちは「私たちも通ってきた道。心配しなくていいよ」と後押ししてくれました。そんな職員や優しく声をかけてくださる地域の方々の温かさにも感謝しています。私もこれから仕事と家庭を両立する同僚を、先輩方のように温かくサポートしていきたいです。


体育の授業で子どもたちを指導する菅野悠さんの写真
体育の授業で子どもたちを指導する菅野悠さん


告知:島根の学校のせんせい大募集!

島根の教員を目指す方に向けた情報を公開しています。各サイトからご覧ください。


QRコード3
島根県教員募集プロモーションビデオ


QRコード4
島根県公立学校教員採用試験情報


QRコード5
島根県公立学校臨時的任用教員等募集



●問い合わせ先
学校企画課(TEL:0852・60・0766)


50年先の森をつくる

林業のアイコン


スギやヒノキなどの人工林の多くが利用期を迎えている島根県では、「伐(き)って、使って、植えて、育てる」の循環型林業を推進しています。県内の木材生産量は、平成23年の31万立方メートルから令和2年の63万立方メートルへと10年間で倍増。全国でも有数の伸び率を誇っています。さらに令和12年には木材生産量80万立方メートルを目標にしています。このように成長著しい島根の林業を支えるには、これからも毎年80人以上の新たな就業者が必要です。実は成長産業の林業。島根の豊かな森で働いてみませんか。

林産整備課/北村哲治(きたむらてつはる)さん

北村哲治さんの写真


Q1、就業理由と仕事の内容を教えてください。

A1、約20年前に、造林をしていた父親が声をかけてくれたのをきっかけに転職しました。今は四人一組で山に入り、木の伐採をしています。約1万平方メートルの現場一つにつき、1カ月程度かけて作業します。

Q2、高性能な機械が導入されていますね。

A2、昔に比べ機械の性能が良くなり、労力が減って安全面でも配慮されています。排出ガスが少なくなり、環境にも優しくなっています。

Q3、将来を見据えた仕事ですね。

A3、先輩たちが植えた木を切ることで、私たちはお金を得ています。私たちが今、植えている木も、将来の財産になります。受け継いでくれる若い人たちに、島根の森で多く働いてほしいと思っています。


造林担当の恩田芳治さんと伐採現場に立つ北村哲治さん(左)の写真
造林担当の恩田芳治さんと伐採現場に立つ北村哲治さん(左)

仁多郡森林組合(奥出雲町)

仁多郡森林組合は、面積の約8割が山である奥出雲町で、木の植栽・伐採、作業道整備の山林管理などをしています。島根県が掲げる「伐って、使って、植えて、育てる」の循環型林業を、いち早く取り入れ、森林資源の有効活用に取り組んでいます。木の成長には長い時間がかかりますが、次世代に引き継がれるときを見据えて作業し、50年先の島根の森をつくり出します。

告知:林業の仕事に就くには…

林業の仕事には特殊な技術や多くの資格が必要です

県立農林大学校で技術・資格を身につける!

※修学に必要な給付金制度も充実しています。

島根県立農林大学校林業科(TEL:0854・76・2100)


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山で働きながら技術・資格を身につける!

林業労働力確保支援センターでは、県内林業事業体の情報を提供し、就業を支援しています。

島根県林業労働力確保支援センター(TEL:0852・32・0253)


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●問い合わせ先
林業課(TEL:0852・22・5159)



お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp