マルチワークで担い手確保を・特定地域づくり事業協同組合

\一緒に地域を盛り上げましょう!/

江嶋さんと神谷さんの写真-1
江嶋さんと神谷さん


人口減少が進む中、地域産業の担い手確保が課題となっています。

そのような中、マルチワークという働き方があることを知っていますか?複数の仕事を組み合わせたマルチワークは、働くうちにさまざまな仕事を経験できるため、どんな仕事が自分に合っているかいろいろ試してみたいという方にはピッタリです。島根県には14組合(令和7年4月時点)あり、組合によって特色が異なります。今回は「飯南町地域づくり協同組合」で話を聞きました。


草刈りをする神谷さんの写真


派遣職員の神谷孝之(かみやたかゆき)さん

松江市からのIターン、3年目

大学卒業後に飯南町地域づくり協同組合で派遣職員として働き始める


Q:特定地域づくり事業をどうやって知ったの?

A:ふるさと島根定住財団で組合の求人を見て知りました。

Q:なぜこの働き方を選んだの?

A:20代のうちにいろいろなことをやってみたいと思ったからです。

Q:マルチワークの魅力は?

A:派遣先で幅広い年代の人と出会い、コミュニケーション力がアップしました。また、いろんな経験ができてスキルアップにもつながっています。4月には大型特殊自動車免許を取得しましたが、費用は組合が負担してくれました。

Q:どんなところで働いているの?

A:昨年は約10事業所(ガソリンスタンド、酪農業、農業、スキー場、飲食店など)で仕事をしました。


江嶋さんと神谷さんの写真-2


牛の乳搾りをする神谷さんの写真


派遣先の農家:江嶋和陽(えじまかずおき)さん

関西からのIターン、4年目

飯南町での農業研修後、昨年からハウス施設でパプリカ栽培を中心とした経営を開始


Q:組合はいつから利用しているの?

A:今年初めて利用する予定です。

Q:なぜ利用するの?

A:7~9月の多忙な時期に派遣を受け入れ、派遣職員さんに軽作業をしてもらうことで、自分は技術的な作業に集中して効率的に動きたいと考えています。

Q:利用するメリットは?

A:自分で人材募集や労務管理をしなくて良いので、手間が少ないです。


飯南町の組合事務局

Q:休みはどうなっているの?

A:派遣先の要望と派遣職員さんの休み希望を確認して、週休2日になるよう調整しています。

Q:職員同士の交流はあるの?

A:毎月の定例会のほか、花見BBQなど、交流会を企画しています。


詳しくは各組合のホームページへ(県内の特定地域づくり事業協同組合)


令和6年度の神谷さんの働き方

令和6年度の月ごとの神谷さんの働き方の表
(※)雪のない季節は草刈りなどのゲレンデ整備を行います


特定地域づくり事業の仕組み

特定地域づくり事業の仕組みの説明図



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中山間地域・離島振興課(TEL:0852・22・5484)


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