さまざまな事情により家庭で生活できない子どもたちを迎え入れ育てる「里親制度」を知っていますか？

里親を必要とする子どもたちや、里親家庭の支援をする「里親家庭サポートセンターてのひら」が、4月に松江赤十字乳児院内に設置されました。

^{山崎祥（やまさきしょう）センター長}

^{SATOOYA KATEI SUPPORT CENTER}

さまざまな背景を持つ子どもたちの養育には、乳児院や児童養護施設などの施設養護と、里親やファミリーホームでの家庭養護があります。そのうち里親での養育は、特定の大人との愛着関係の中で自己肯定感を育み、家族のありようや人との適切な関係を学ぶことができます。

里親家庭サポートセンターてのひらは、里親制度の啓発からマッチング、里親家庭での受け入れ後のサポートまで包括的な支援を担う児童福祉施設です。

センター長を含む4人の職員で、里親研修・養育体験のほか、インターネットやパネル展などでの啓発や、里親相互交流、子どもの自立支援といった継続的な支援に取り組みます。

山崎センター長は「里親家庭との信頼関係を築き、寄り添った支援をしていきたい。そして子どもたちが安心して暮らし自立していけるように、関係機関と連携して最善を尽くしたい」と語りました。

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●問い合わせ
青少年家庭課（TEL：0852・22・6392）