健康の学校Vol.6
生涯にわたり生き生きと健康で暮らす知恵を学びます
地域ぐるみの健康づくり
食生活や運動習慣の改善など、日々の健康づくりをなかなか続けられない方も多いのではないでしょうか。
しまね健康寿命延伸プロジェクト事業アドバイザーの永江尚美さんに、地域全体で取り組む健康づくりについてお聞きしました。
しまね健康寿命延伸プロジェクト事業アドバイザー/永江尚美(ながえなおみ)さん
Q1:健康に過ごすためのポイントは何でしょうか?
健康を守ることに“特効薬”はありません。普段の食事はどうか、適度な運動をしているか、睡眠時間はしっかりとれているかなど、身近な部分を振り返り、継続して健康づくりを行うことが大切です。一人では続かないときには、家族や友人、地域の皆さんと地域ぐるみで取り組みましょう。
Q2:地域全体で健康づくりに取り組む良さは何でしょうか?
一緒に健康づくりに取り組む仲間ができることが大きいでしょう。会話をしたり励ましあうことで、活動の幅が広がります。楽しさややりがいも出てきて生きがいになるなど、相乗効果が期待できます。
Q3:具体的にはどのようなことから始めると良いでしょうか?
まずは公民館などで行われている運動教室や料理教室、高齢者サロンや介護予防教室など、楽しみながら続けていけるものに参加してみましょう。
モデル地区の取組をご紹介します!
県では、健康寿命のさらなる延伸を目指した「しまね健康寿命延伸プロジェクト」の中で、地域の健康課題の解決に向けて取り組むモデル地区を設定し、地区住民・関係団体・行政等が一体となった健康なまちづくりを進めています。
浜田市石見地区:元気な浜田は野菜たっぷり、塩ちょっぴり
「野菜たっぷり、塩ちょっぴり」をキーワードに、地区や学校、行政が連携し、子どもから大人まで幅広い取組を進めています。
こんな取組をしました!
●地元小学生による健康レシピの考案
●フレイルを予防し、自分の足で避難、地域の集いの場へ参加できるよう防災まつりで骨密度測定を実施
●地域のイベントで、ベジチェック(R)や塩分チェックを行い、食育や減塩を周知
など
隠岐の島町北方区:地域のつながり・文化を大切にしながら、元気で長生き!
地域の取組に健康づくりを「+1」!地域のつながりや文化を大切に、無理のない形で取組を進めています。
こんな取組をしました!
●相撲大会後、親子で健康について学ぶ勉強会を開催
●ウォーキングイベント「北方を歩こう」の際に、ノンアルコール飲料の試飲会を実施
●地区の集まりの前に、みんなでラジオ体操
など
●問い合わせ先
健康推進課(TEL:0852・22・5255)
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp