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飼い主のいない猫のために

「増やさない」「命を守る」地域猫活動

子猫の写真


飼い主のいない猫(野良猫)の世話をしながら、鳴き声やふん尿、餌の放置などのトラブルの解決に地域ぐるみで取り組む「地域猫活動」が県内で広がっています。もともとは人間の都合で捨てられたり、自宅外で繁殖したりした命に、温かな手をさしのべてみませんか。


猫が原因でトラブルに

県東部のある自治会では3年前、近隣で餌づけされた猫が居着いたり、放し飼いの猫が子猫を生んだりして、野良猫が10匹に増えました。猫を放っておけずに新たに餌やりを始めた住民がいる一方、自宅敷地へのふん尿に悩む住民もおり、野良猫を巡って住民同士のトラブルが発生。猫をどうすべきか考えた当時の町内会長がたどりついたのが、「地域猫活動」でした。


命を全うするまで責任を持つ

地域猫活動とは、野良猫に避妊・去勢手術をして繁殖しないようにしながら、餌やりやトイレの管理を行い、地域住民が責任を持って猫を世話するものです。

この自治会では話し合いで住民の合意を得て、活動をスタート。回覧板で理解を呼びかけるとともに、猫を飼育している家へは個別に訪問し、屋内飼育などへの理解も求めました。保健所の指導を受けながら約2カ月かけて野良猫の保護・手術を行い、餌場とトイレを決めて世話を続けています。


野良猫が減り、トラブル減少

現在、野良猫は3匹に減り、苦情や住民間のいさかいはほぼ解消されました。元会長は「猫の命を守りたかったので、地域猫活動に取り組みました。猫嫌いの住民には我慢もしてもらいましたが、今ではみんなが快適に暮らせるようになり、安心しています」と話しています。

人と猫の幸せを願う調和のとれたまちづくりは現在、県内各地に広まっています。


猫は繁殖力の強い動物です!

猫は交尾すればほぼ確実に妊娠し、1回に4~8匹を出産します。

繁殖サイクルも早く、環境省では1匹の猫が3年後には2千匹以上にも増えると試算しています。


猫を飼うときは

  • 屋内で飼育しましょう
  • 不妊・去勢手術を行い、不必要な繁殖を防ぎましょう
  • 首輪などに身元を表示して、迷い猫をなくしましょう
  • 責任を持って、一生涯飼い続けましょう

よその猫への餌やりはやめて!

飼い主のいない猫への優しい気持ちは大切ですが、地域に居着く猫が増えると、周辺環境へ被害が出ることがあります。


 

活動を始めるにあたっては、近くの保健所へご相談ください。

 


●問い合わせ先
薬事衛生課(TEL:0852・22・6313)



お問い合わせ先

広報室

島根県広報部広報室
〒690-8501
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【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
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