おくいずも女子旅つくる！委員会（雲南市・奥出雲町・飯南町）

「女性のココロもカラダもキレイになれるおくいずもの魅力を伝えたい」

^{秋の新イベントについて話し合う「おくいずも女子旅つくる！委員会」のメンバー。
地域愛でつながる女性同士で話も弾む＝雲南市吉田町、山里かふぇはしまん}

パワースポットやグルメ、温泉など女性を引きつける魅力を秘める雲南市、奥出雲町、飯南町。
この地域を「おくいずも地方」と名付け、女性を呼び込む活動をしているのが「おくいずも女子旅つくる！委員会」だ。
平成24年に、３市町のJA、商工会、行政の女性職員10人で立ち上げた。
きっかけは、中国横断自動車道尾道松江線の延伸。
沿線の３市町は、交流人口の拡大が期待される一方、素通りされる懸念もあった。
そこでこの地方を愛する女性たちが連携し、集客の方策を探った。
良縁成就のご利益のある神社、美肌効果が期待される温泉、自然の力に癒やされる森林セラピー、素材の良さが光る食べ物など、おくいずも地方は女心をくすぐる魅力にあふれていることにあらためて気づいた。
女性が楽しめる旅を提案しようと、平成25年３月と９月に観光情報誌「Okutabi（おくたび）」を発行して島根、広島両県内で配布した。
女性限定モニターツアーも実施して女性の嗜好を探った。

ここを観光地として訪れるだけではなく「生きる場所」にしてもらおうと、地元で輝く女性の生き方などを紹介した冊子「島根×東京『女子百花（ひゃっか）』」も制作した。
活動を支援する「Ｏｋｕｔａｂｉ応援！隊」は５００人を超え、冊子をきっかけに移住者も現れた。
彼女たちの思いは地元住民にも広がる。
9〜11月に開催する新イベント「Ｏｋｕｔａｂｉむふふオータム」では着物を着てまち歩きや、サクラの染め物づくりなど25の体験プログラムを住民と一緒に企画し、来訪者をもてなす。
このイベントのシンボルはヒゲ。
「ひとつのヒゲで、人の表情が変わるように、少しの工夫で町の表情も変わる」ことを表現している。
８月に開催した事前イベントでは、住民ら約１３０人がヒゲダンスを踊って新イベントの開催を盛り上げた。
中山間地域に咲いた10輪の花が、地域を光り輝かせている。

^{「Ｏｋｕｔａｂｉ」（中央・右）と「島根×東京『女子百花』」（左）}

^{約１３０人が踊ったヒゲダンス＝雲南市木次町、願い橋}

^{女性限定のモニターツアーの様子}

^{おくいずも女子旅つくる！委員会
代表鈴木佑里子（すずきゆりこ）さん}

「女性が集まれば何か面白いことができるのではないかと考えた。
楽しみながら活動するよう心がけている。
住民が地元の良さに気づき、誇りに感じてもらえたらうれしい」

この秋25の体験プログラムでお待ちしています。
「Okutabiむふふオータム」公式ＨＰhttp://mufufu-autumn.com/（外部サイト）

問い合わせ先
TEL０８５４・４7・７３４１
うんなん観光ネットワーク協議会（雲南広域連合内）

おくいずも女子旅つくる！委員会
facebookページ
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