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12月27日コメント2

コメント2)2016年の振り返り
それから、続けてでいいですか。皆さんから今年を振り返ってどうかという質問を前回いただきまして、そういう関係でちょっと申し上げます。
一つは、皆さん御承知のように、全国的に大きな災害があった年でありましたね。4月には死者50名以上となった熊本地震、それから8月には岩手、北海道で死者22人となった台風10号、10月には負傷者23名、住宅被害1万3,000棟以上となった鳥取中部地震、そして11月には東日本沿岸に津波が発生した福島沖地震などがありました。災害はいつ、どこで起こるかわからないという意識を持って、その上でそれに備えた対応を準備をする、そういうことが大切だと感じた年でもあります。
県内の出来事としましては、いいことも幾つかあります。一つは、若い人たちの活躍がいろんな場面で見られたということであります。7月から8月の全国高校総体が県内でも開かれましたけれども、多くの島根県選手が活躍をしました。そして、リオデジャネイロのオリンピック、あるいはパラリンピックでは、テニスの錦織圭選手が96年ぶりに日本選手としてテニスで初めてのメダルを獲得すると。これも全国によく知られたわけであります。それから、レスリングの渡利璃穏選手やホッケーの錦織えみ選手、車椅子テニスの三木拓也選手など、島根県出身者の活躍がありました。
県内を見ますと、観光面で多くの観光客の方々が島根を訪れると、一つの流れができたような勢いが見られたように思います。一つには、昨年の松江城天守の国宝指定がありましたし、津和野今昔が日本遺産に登録をされ、出雲國たたらも日本遺産に登録されるということがありましたし、それから、大山隠岐国立公園満喫プロジェクトが認定をされたといったようなことがありますし、隠岐は世界ジオパークということもありますし、また、石見銀山の、来年はユネスコ登録10年目になりますから、そういうことも多分あるんでしょう。それから飛行機の便数がふえたりしまして、あるいは尾道松江線が完成するとか、そういうこともありましたし、県西部の高速道路も徐々にでありますけれども、建設の進行があるといったことが寄与しているというふうに思います。引き続き山陰インバウンド機構等と連携をしまして、島根の魅力を内外に発信をしていきたいというふうに考えております。
そこで、ことしの一字は何であったかという要望がありましたからお示しをしますと、この字であります。「進」という字でありますけれども、前進をするという、前に向かって進むという字ですね。
昨年、地方創生のための総合戦略をつくりまして、子育てしやすい地方の先進県を目指すというような目標といいますか、標語を出しまして、先に進んでいこうということがあり、いろんな施策を行って総合戦略の振興を進めてきたということであります。そういうことで前進をしていくという一年ということですね。
中には、よく言われますけども、出生率が上昇しているとか、いい面もありますし、それから観光などでも多くの人が来られるといった進展もありますし、こうした勢いを今後も続けていきたいということであります。
私からは以上であります。
 


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