知事コメント３「めでたい！」
それから、もう一つは、こちらにありますけれども、お正月を迎えるに当たり、「めでたい！」というキャッチフレーズで展覧会が開かれます。会期は１２月２３日から１月２９日までの３７日間でありまして、年明けは元旦から開館しており、三が日は無料開放だそうです。展覧会では、館蔵品や県内の社寺、あるいは個人からの寄託品から、獅子頭、これもパンフレットの裏のほうへありますけども、獅子の頭の彫刻ですね。宝船、七福神を描いた絵画、あるいは筒描き藍染の作品、これは松江の荒布屋コレクションからですけども、正月にちなんだ、めでたいと感じられる作品を展示をしております。また、ここら辺はパンフレットを見ないとなかなかわかりませんけども、歳徳宮、神様のおみこしということのようですが、それから、吉兆幡、旗ですね、これは大社のほうで使われるんだと思いますけども、この展示を通して、出雲地方から伯耆地方西部にかけて、特徴的な正月行事、歳徳祭の歴史、意味などの紹介があります。さらに、今年新たに制作をされた三番叟人形や、かつて用いられていた人形などの展示を通して、杵築の人形芝居、糸操り人形でありますけども、歴史や復活の動向についても紹介をされています。展示資料のおよそ６割が古代出雲歴史博物館で初公開の資料でありまして、多くの方が楽しめるんではないかということであります。この機会にぜひ展示をごらんいただいて、正月のめでたさとともに、年頭に当たって一年の幸福を願った人々の心情を見ていただければということであります。
私から以上であります。