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12月9日質問事項4

4.萩・石見空港
○山陰中央新報:済みません、話は変わりますが、萩・石見の羽田路線についてちょっとお伺いします。
国交省の政策コンテストで2往復化が2年継続が決まって、1年、そろそろたつんですけれども、今現地のほうで利用者の方のお話を聞くと、東京にいる家族に定期的に会えるようになったとか、一定のリピーターの地元の方も定着はしてきているんですけれども、知事御自身、御出身が益田ということで、地元益田に空港があるということについては、率直にどう思われますか。
○溝口知事:どういう意味ですか。
○山陰中央新報:2往復になったということで、1993年に開港したんですけれども、益田に空港があるということについては、御自身どのように。
○溝口知事:それはいろいろですね。知事としての立場もあるでしょうし、個人的な事情もあるかもしれませんし、西部のほうはいろんな面で大都市との時間的な距離が遠いところですから、そういうところの地方振興として、そういうハンディといいますか、大都市との時間的距離が遠いというのをやっぱり是正していくというのは必要なことだろうというふうに思います。だから、県としてもいろんな支援をしているわけですね。
○山陰中央新報:11月末時点で、本年度の目標が13万3,000人で、去年の12万人ちょっとですかね、その実績よりも、このペースではその水準に達していないという今状況なんですけれども、これについて、以前も伺いましたが、どのようにお考えですか。
○溝口知事:いろんな努力をしていますけれども、原因はよくわかりませんけども、そういう状況でありますが、引き続き努力をしていただきたいということですね。
○山陰中央新報:今県は、周辺自治体の協議会に対して予算的な支援をされておられると。実動部隊としては、現地の市町の方が首都圏対策と地元の利用を喚起するという形で支援をされておられますが、その状態の中で、なかなかちょっと結果が出なくて、来年度がちょっと最後になるということなんですけれども、今のこの支援体制というのはちょっと限界があるのかなと思うんですが、そのあたりはどう受けとめておられますか。
○溝口知事:ほかにいい方法があるのかどうか、それは引き続き工夫をする必要があるでしょうね。
○山陰中央新報:例えば萩・石見のちょっと人口規模でいうと、能登空港が圏域としても1日2往復ですし、ちょっと似通った状態で、能登は県が首都圏対策には全部責任を持ってやっておられて、地元の利用促進については周辺市町の方が、地の利もありますので、そういった両輪でやっておられて結果を出して、首都圏から全体の利用の8割ぐらいの人を引っ張ってこれてるという実績があるんですけど、今萩・石見周辺市町の方で、なかなかマンパワーも少ない中で、首都圏というところも頑張っておられるんですけど、そのあたりをちょっと県が持たれるとか、そういった体制的なところでできる余地はないのかなと。
○溝口知事:周辺も含め、益田市も含め、県も一緒になってやっているということだと思いますけどもね。
○山陰中央新報:事務局は西部の周辺自治体の促進協議会が持たれて、実態としてはお金を出して、その判断ということは周辺自治体さんが判断されるんですけれども、もうちょっと全域的に首都圏に対して訴求をしておられるノウハウとか、人員もいる島根県として首都圏に対しては責任を持たれるとかですね。
○溝口知事:首都圏に対して責任を持つというのはどういうことですか。
○山陰中央新報:東京から旅行客とかを引っ張ってこられるような……。
○溝口知事:いや、そういうためにみんなでやってるんですけど。
 


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