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12月9日質問事項2

2.鳥インフルエンザ
○山陰中央新報:知事、済みません、話変わるんですが、鳥インフルエンザの件で、今、全国各地で高病原性のウイルスが検出されてて、青森や新潟では養鶏場からも検出されていまして、近くでいくと、鳥取県内でも野鳥からはウイルスが見つかってるんですが、こうした状況は知事は今どのように見られていますか。
○溝口知事:野鳥が持ってる可能性は高いわけでして、そういうことで起こるわけですね。大事なことは、養鶏舎に入らないようにするということですよね。特にそういうことになりますと、非常に多くの数の鶏などを殺処分しなくてはいけないとか、そういう問題につながってまいりますからね。そこはよくチェックをするようにしておりますけども、鳥は北から南、南から北へと動きますから、それで多数ですから、これをなくすということは多分できないわけでして、人間の世界に影響が及ばないようにするということが一番大事なことですね。そういう意味で、特に養鶏におきましてはそういう影響を受けやすいわけですから、そういう体制を強化をしていきたいと。かつて、数年前ですけども、安来でありまして、そのときも大変でしたけども、そのときの経験もあって、各養鶏業者の方々は可能な限りの対応をしておられるというふうに思います。
○山陰中央新報:やはり実際に2010年には安来でそういうこともあったりして、今回、米子市の水鳥公園で野鳥から見つかったときに、野鳥監視重点区域に島根が一部、安来とか、含まれていたんですけど、そこで、国の指針だと、その中の半径3キロ以内の100羽以上の農家に対して立ち入りを行うという、一つ指針がある中で、島根県はそれよりもうちょっと厳しくして、3キロ以内の全ての、100羽以下も含めて対象に入れて立ち入りするというところがあったと思うんですけど、これ、3キロから10キロのところを電話での聞き取りで確認されたというとこがというふうに聞いて、一方で、鳥取県は10キロ圏内全部立入調査されてたりしてるんですけど、やっぱりそういった中で、島根県としても電話だとやっぱりなかなか実際の状況というのがわからないし、防鳥ネットがいつ破れるかというのもわからないと思うんですけど、そこら辺、何か見直すお考えとかありますか。
○溝口知事:現場の確認は、さらにできるところはどんどんやるように言ってます。
○山陰中央新報:今後、10キロ圏内もあるんですけど、今こういう国内のいろんなとこで起きてる情勢の中で、定期的な立ち入りは当然されていると思うんですけど、今後随時やっていったほうがいいんじゃないかという専門家の声もあるんですけど、回数に関してはやっぱりふやしていくようなお考えはあるんでしょうか。
○溝口知事:引き続き監視の体制は強化し、パトロールを実施をしてまいります。
○山陰中央新報:それは、3キロ以外のところの10キロ圏内のところも、今電話で聞き取りをやってるのを、実際に立ち入りで見て回るというようなお考えということなんでしょうか。
○溝口知事:そこは状況を見まして考えてまいります。
○山陰中央新報:検討されるということですか。
○溝口知事:ええ、それは状況を見てやってまいりますけれども、そういうことです。
○山陰中央新報:状況というのは、今もう、国も一番もうマックスで危険な状況っていうふうに言ってて、知事が言う状況を見てというのは、どういう状況になったときにそれをやるという話なんでしょうか。知事がおっしゃる状況というのは、今3キロ以外のところで、10キロでも、10キロ以上でもいいですけど……。
○溝口知事:調査の人員も要りますから、そういう状況を見て、よく指示をしていきます。
○山陰中央新報:指示というのは、やるようにというようなことでしょうか。
○溝口知事:そういう可能なものはどんどんやっていくということです。
 


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