５．国立公園満喫プロジェクト
○山陰中央新報：済みません、話は変わりますが、環境省の満喫プロジェクトの件で、１１月議会に２億円、関連予算を計上しておられますが、内容としてはトイレだったり駐車場、要するに基礎的なとこだったと思うんです。このあたり、狙いを教えてください。
○溝口知事：外国人なども来られますから、観光客の方々に、困らないような施設の整備が必要だというところがありますし、トイレもあるでしょうし、案内表示だとか、皆さんが観光に来られて困らないような対応をそれぞれの場所でやっていくということですね。大山隠岐国立公園でありまして、隠岐もあるでしょうし、島根半島もありますし、それから三瓶山の近くもありますしね、そういう国立公園の圏内をまず整備をしていくということです。それで、これは満喫プロジェクトにかかわらず、ほかの人も利用しますからね。
○山陰中央新報：また今後、環境省との協議になると思うんですけれども、今の時点でこの辺が必要だなとか、このあたりの対応が重要だと思われてること、もしありましたら。
○溝口知事：まだそう具体的なとこまで、私のとこまでは来てませんね。
○山陰中央新報：それから、インバウンドの対策になると思うんですけれども、香港便も決まりましたし、長期滞在を望まれる旅行者の方がふえるということで、かねて島根県では田舎ツーリズムという、ちょっと民泊ができるような独自の取り組みをされておられて、これはインバウンドとしても非常に定着すると重要にはなるかと思うんですが、そのあたりの発信を強めるとか、ちょっと幅を広げていかれるとか、そういったことはお考えはございますでしょうか。
○溝口知事：それも一つの必要な分野だろうと思いますけども、全体の予算の制約もありますから、優先度の高いところから順次やっていくということで、中身は環境生活部で今やっております。