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10月18日質問事項2

2.三江線
○日本経済新聞:知事、三江線のことについて伺います。
きのう、美郷町長がいらして要望を出されまして、その後、邑南町長とそれから辰田議長がいらして、また別途要望なさいましたけども、お聞きしたいのは、今後、協議会の中で島根県が果たす役割なんですけれども、辰田、議会の議長は、知事の前で地域エゴが出るから島根県にはそれを調整してほしいとおっしゃってましたけれども、これについてはそうなさるおつもりはあるんでしょうか。
要するに、3市町でそれぞれが自分とこに都合のいいバスルートをつくると地域エゴが出るから、島根県にちゃんと調整してほしいということを辰田さんがきのう知事におっしゃってたんですけれども、これについてはどう御対応なさるお考えなんでしょうか。
○溝口知事:県もその協議会に入りますからね、いずれにしましても、広島県も入りますし。3市というよりも、6市町と広島県、島根県、そして地域の交通事業者、あるいは公共交通利用者、住民代表のような方、それから中国運輸局、いろんな方が入りますから、そこで議論をして決めていこうということでありますから、いろんな意見がありますけども、またいろんな役割を任じている代表もいますから、そういう中で合理的な、適切な道を探っていくということになると思いますね。
○日本経済新聞:そうすると、邑南町の議長がおっしゃってた地域エゴが出ないように県は調整してほしいということに対しては、それは県だけではできませんからみんなで話し合いましょうと、そういう答えなんでしょうか。
結構はっきりとおっしゃったので、ストレートなメッセージだったんです。
○溝口知事:それは要するに公平にやるように、いずれにしてもメンバーはそういう立場でやっていくという精神で臨むということでしょう。
○日本経済新聞:もう一つは、かなり6市町は危機感を持ってるみたいでして、それで、その後、石橋町長がお話ししてたんですけれども、結局6市町でそれぞれが住民の都合のいいバスルートをつくるんだと、それを持ち寄って、そこにJRが入るか知りませんけども、それを調整するというやり方だって彼は言ってますけど、こんなのだと収拾がつかないように素人目から見えますけれども、そういうやり方でいいのか、あるいはそこら辺、ちょっともうそろそろ、1年半しかないので、青写真を示していただきたいと。
○溝口知事:そこはそれぞれね、地域の実情を知った方が集まるわけですから、そう難しいことじゃないでしょう。
○日本経済新聞:難しいことじゃないというのは。
○溝口知事:それはみんなで集まって議論すれば、おのずから公平な、適切な仕組みができ上がっていくだろうと。それで我々もそれに一緒になってメンバーの一員として働いていきますということです。
○日本経済新聞:そうしますと、今の段階では、石橋町長が言うように、一番身近な各市町の住民が一番自分たちにいいものをつくって、それをみんなで調整していきましょうという、そういう考え方でいいですか。
○溝口知事:もちろん市町の町長さん方がやはりリードしなきゃいけませんね。
○日本経済新聞:なるほどね。わかりました。
○山陰中央新報:知事、関連で、きのうの要望の後に景山町長と石橋町長が、今後設置する協議会については公開の場でやって、地域の代表の方も入ってきてもらったほうがいいんじゃないかって、そういうことも考えてるっていうふうにおっしゃったんですけども、知事としてはどう。
○溝口知事:いいんじゃないですか。
○山陰中央新報:それで、両町長ともおっしゃってたのが、今後の単なる公共交通だけではなくて、まちづくりにも、将来のこともかかわるので、ぜひ公開にして地域の代表にも入ってきてもらうっていうことになってるんですけど。
○溝口知事:そこはどの程度入るのかはわかりませんよ。
○山陰中央新報:ええ。知事として、それはいいんじゃないかという理由は、どういう理由からなんでしょうか。
○溝口知事:それは地元の意見だからですね。
○山陰中央新報:地元の景山町長だったり石橋町長がやってるから。
○溝口知事:皆さんがおっしゃることですから。よく一番知ってる方がおっしゃるわけですから。
○山陰中央新報:知事としてはどう思われますか。
○溝口知事:私はそういう意見を尊重するということですね。
○山陰中央新報:知事としてのお考えはどうなんですか。
○溝口知事:それが考えですよ。
○山陰中央新報:それ、地元がいいからいいっていうことですか。
○溝口知事:いや、それは地元の方々が一緒になってやってるわけですから。
○日本経済新聞:ちょっと地域エゴに関しては、隠岐汽船の問題もあると思うんですけど、例えば知事、隠岐汽船については今、県費も投入して、乗客はふえてますけれども経営苦しいです。これについてはかなり危機意識を持ってらっしゃるんでしょうか。逆に言えば、県費の投入をなるべく運用収益で返してほしいというふうに思ってらっしゃるんでしょうか。
○溝口知事:隠岐汽船とは違いますわね。
○日本経済新聞:ただ、隠岐汽船の場合には、隠岐汽船の側から言わせると、ドル箱の島後と本土を結ぶものだけ残しておけば収支は改善するんだけれども、やっぱり島前に回んなきゃいけないから、「しらしま」でしたっけ、あれ残さざるを得ないというようなことを言ってますが、これもやっぱり地域エゴと見れると思うんですけど、そうじゃないんですか。
○溝口知事:それは地域の立場ですね、エゴということじゃなくて。
○日本経済新聞:なくてですか。
○溝口知事:やっぱりそれぞれ事情がありますから。

 

○中国新聞:済みません、先ほどの三江線の関連で、協議会の立ち上げの見通しを知事はどう見ておられますか。いつごろになりそうだと思いますか。
○溝口知事:まだ具体的なとこまで議論が進んでませんから、これからといいますか、どんなメンバーでどのくらいまでを目指してやるかとか、相談しながら決めていくということになるでしょう。
○中国新聞:昨日、景山町長はできるだけ早くということで、遅くとも11月中というか、いうようなことをおっしゃいましたが、まだ具体的に、11月上旬だとか今月内には何とかとかいう話にはなってませんか。
○溝口知事:まだそこまで行ってません。できるだけ早くしたほうがいいだろうという考えは持ってますから、これから話をやっていきます。
○山陰中央新報:知事、さっきの公開と、あと地域代表の方が入るという話なんですけど、仮にそういう沿線自治体から提案があったら、県としてもそれは同調するお考えですか。
○溝口知事:いいんじゃないですか。
○山陰中央新報:あと、先週金曜日に国交省の鉄道局に行かれて局長に会ってらっしゃると思うんですけど、これはどういったお話をされたんでしょうか。
○溝口知事:それは、議会でもそういう問題提起がありましたからね、今の鉄道事業法ですと、例えばJRの場合はよく地元の方々に説明をすれば、国が鉄道事業を廃止する届け出については拒否をしないというか、認められるということになってますから、それではどうかという問題提起があり、私どももそういうことにどう対応したらいいかということについて国に働きかけるというか、話を聞かなきゃいかんということで鉄道局に行きましたと、こういうことですね。
私の考えでは、今、この日本の人口問題、地方創生の中で、地方の活力を生かしていくということが日本の人口問題の解決にとっても必要だということで地方創生が行われてきておるわけですね。これは国全体、国家全体としてもサポートされている施策ですから、そういう環境の中で、鉄道事業法を見直すことによってそういう、例えば三江線の問題なんかでも一定の助成ができるとか、あるいは国も一定の関与をするとか、そういうことが可能性として考えられ得るわけですから、そういう環境の中で法改正というものも考えてはどうですかというようなことを問題提起として鉄道局長にも言いましたけどもね。格別のあれはまだありませんけどもね。県選出の国会議員の方々にもそういう説明をしましたが、これは島根県、鳥取県というようなレベルの話じゃなくて、国政の場で議論が集約されていきませんとなりませんから、これから国会議員の方々とも一緒になりまして当たってみようということであります。
○山陰中央新報:知事も前の会見のときに、現行の鉄道事業法は問題があるんじゃないかっておっしゃってて、さっきおっしゃった、その事業者の判断で廃止できるっていうことが問題だっていうことが根底に、知事の中にはあるのか、それとも、それはもう変えようがないので、さっきおっしゃった、国が関与していって、それで助成するとかっていう仕組みを求めてやるのか、どっちなんですか。
○溝口知事:そういう両方あったほうがいいですよね。JRもかつてのような赤字体質を解消して、事業そのものは民営化をされたわけですけども、収益を上げてるわけですね。だから、政府が株主としての権限を有してませんからね、難しいことでありますけども、特に西日本、JRにつきましてはね。しかし、過去の経緯もありますから、何らかの国の関与ができるかということを追求してみるということですね。
○山陰中央新報:先ほど地方創生っておっしゃって、これは国全体の問題で、今は三江線、島根県ではその話になってますけど、地方全体というか、全国的な問題になって法改正とかになると、さっき知事がおっしゃったように国会のところでも話をしなきゃいけなくなると思うんですけど、例えば全国知事会議の中でそういう、今おっしゃったような問題提起をなさるようなお考えというのはあるんでしょうか。
○溝口知事:それはこれから、いろんな議論がありますから、必要に応じてやってまいりますけども。

○時事通信:済みません、ちょっと念のため確認させていただきたいんですけれども、鉄道局に要望したことは2点あって、1点目が、今の事業法だとJRが廃止を決めれば国が拒否しないという仕組みで、それが何らか国が関与できるような仕組みにしてほしいというのが1点と、もう1点が、地方の鉄道への何か財政的な支援ができるような制度があるべきじゃないかという、こういう2点ということなんですか、先ほどの話をちょっとまとめると。
○溝口知事:そうではなくて、2番目は、1番目を進めるための一つの考え方として、今、地方創生ということをやってるわけですから、そういう意味で、そういう在来線について廃止をするしないというような場合には、国のほうも一定の関与をする、そういう仕組みがあっていいんじゃないですかと、そのほうが国の政策として整合的なんじゃないでしょうかという問題提起をしておるということですよね。
○時事通信:で、相手側からのその場での返答はなかったんですね。
○溝口知事:ええ、もちろんありませんね。
○時事通信:何かまた後日返答をいただくような感じなんですか。
○溝口知事:いやいや、こちらからいろんな考えを整理していくということでしょう。
それで、国会の中でなかなかやりませんと進みませんね。
○中国新聞:鉄道局長は、だから当座、まあお考えは承りましたというぐらいの反応だったんですか。
○溝口知事:そこまでも行ってないでしょうね。
○中国新聞:あ、そうですかみたいな。
国会議員さんは理解してもらえたんですか。
○溝口知事:それは、理解はするけど、どうやってやるのかなというのは難しいでしょうね。
○中国新聞:この件は、例えば山口線とか木次線とかだったら、2県にまたがってる線路じゃないですか、山口県、広島県。こういった県とも連携してやっていけばいいのになとも思うんですけど、その辺はどうなんですか。
○溝口知事:だから、それは広げないとだめですよね。だから山口県に限らず、似たような問題を抱えるところとね。
○中国新聞:まだお声がけはしてない、その辺は。
○溝口知事:まだやりませんけども。
○中国新聞:これからやっていくと。
○溝口知事:それは必要なことはやってまいりますけども。


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