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8月24日質問事項2

2.東京五輪キャンプ地誘致
○山陰中央新報:済みません、関連してですが、リオオリンピックが終わりまして、これから東京五輪に向けて動きも活発になってくるかと思うんですが、県内の自治体でキャンプの誘致とか、動きも少し出てきておりますが、県としてオリンピックを県内の振興に生かそうというようなところで、そのお考えがございましたら教えてください。
○溝口知事:オリンピックの誘致の関係ですね。
それは、いろいろ地域地域でいろんな御縁があって、その御縁が誘致なんかにつながっておるようでして、県が誘致するところも幾つかあるようですね。市町村がやってるのも相当あるというような状況でありますし、オリンピックだけじゃなくて、大体その前に世界の選手権だとか、いろんな大会があるときにもそういう環境をつくっておられるということでして、島根の場合ですと、松江市ですとやはりラフカディオ・ハーンの関係でアイルランドの誘致といいますか、来ていただくというようなことをオリンピックに限らず、北京のオリンピックのときとかでしたかね、あるいはどうですか、まあいろんな関係でやっておられますし、出雲市もかつてサッカーのワールドカップでアイルランドの方を招かれるとか、いろんなことがあります。
それで今回、そうしたホストタウンの登録というのを国が行うこととなっていまして、松江市はアイルランドで陸上競技だとか、邑南町はフィンランドのゴールボールをやられたり、それから誘致の意向を表明している市町としては、益田市が自転車競技ですね、あれは熱心な方がおられて、今までもいろんな大会をそこでやっているとか、それから奥出雲はホッケーをやられるとかね、そういう意味で、県全体でという行事というのは余りないわけでして、やっぱり地元で熱心な推進する核、あるいは今までの御縁なんかがあって、そういう中でやっていくということが必要なんだろうというふうに思います。だから、県が新たに申し入れるというのも、やっぱりいろんな縁がないと難しいわけでございまして、県としましては、誘致の意向を示された市町村を支援をしていくというようなことをベースにやっていくのが適当ではないかというふうに思います。
○日本経済新聞:ちょっと関連して、よろしいでしょうか。
8月の初旬に自民党県連の大会がありまして、そのときに県選出の竹下亘議員が来ておられまして、ちょっとぶら下がりの機会があったんで聞いてみたんですけれども、彼自身はロンドンのように、日本全体をPRするということよりも、むしろ島根とか山陰にやっぱりキャンプを誘致したいということを非常に強くおっしゃっておられましたけれども、そういう意味で、国会議員の人々と連携したりとかということはお考えになってないんでしょうか。
○溝口知事:それはいろんなアイデアがあって、あるいはいろんな縁があるとかいうことがあれば、それをたぐっていくということもあり得るでしょうが、今のところそういう具体的な話はありません。
○山陰中央新報:県の立場としては、県内の市町、表明されておる市町さんをサポートする、県が主導的に動くのではなくてサポートすると。
○溝口知事:やはりそれがないと、なかなか進みませんわね。やっぱりやるのは地元の人たちですからね。歓待するのも地元の人たちですから、そこでエネルギーが燃えてこないと、上のほうからというか、横のほうからやるというのもなかなかでしょうね。それは各県も同じような状況だろうと思います。
○山陰中央新報:また今後、そういった誘致合戦が活発化してきて、ホストタウン登録をされてない益田市さんとか奥出雲さんとか、知事が主導的に挨拶に出向かれるとか、そういったところも力になるかなとは思うんですが、そういった動きというところは。
○溝口知事:益田市とかをあれですか。
○山陰中央新報:ええ、売り込みの中で。
○溝口知事:それはふだんのあれがありますから、先方もこちらにも連絡するでしょうしね、やってまいりますけれども。
○山陰中央新報:知事が主導的に動かれるということはないんでしょうか。
○溝口知事:何も手づるがないといかんでしょうね、関係が。
 


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