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5月26日質問事項8

8定住対策
○日本経済新聞:済みません、定住対策のことをちょっとお聞きしたいんですけども、よろしいでしょうか。
財団のほうで、いわゆるお試し住宅という事業をやっているらしくて、これ、四、五年前から、例えば益田の例があるんですけれども、安い値段で空き家を貸すという。何かさっき聞いたら、4年ぐらいで既に46組77人移住してるっていうんですけれども、お試し何とかって結構いろんなところではやってますけども、これまでの成果についての評価と今後どういうふうに力入れていくかということについてお話しいただけますか。
○溝口知事:市町村でいろいろおやりですね。そういう方が結構おられるということだし、外から来られる人もいるし、近くに住んでいる人でもそういうところに住んでという人もおられるんですね。こういうことはどんどんおやりになったらいいと思いますね。
○日本経済新聞:今、益田にできたのが昨年なんですけれども、西部はあと大田しかないんですけれども、特に西部地域の誘致も含めて、力入れていかれると思うんですけども、そっちのほうにこれをもっと活用していくとか、そういうお考えはありますか、こういう仕組みを。
○溝口知事:いや、ちょっと知りません。全体として見て、私が感ずるのは、やはり都市の生活が大変厳しいということは、やはりそれが全体的な話とも関係してますね。世界全体で先進国の力が低下してますわね。新興国がどんどん出てくる。そういうものに伴って企業経営も随分変わってきてるでしょう。それから、人の育て方、そういうものも変わってきますわね。だから、都市の生活というものが必ずしも安定してない。もうそういうものが相対的に地方の生活のよさともつながっているような感じがしますね。それから、やはり自然だとか食の安全だとか、そういうものに対する関心が若い世代で非常に高くなってますね。そういう意味で、かつての高度成長から続く経済第一主義から、もうちょっと幅広い関心が若い世代に起こりつつあるんじゃないですか。それがUIターンの増加などにつながっている底流にあると思いますね。だから、この動きは今後も続くだろうと思いますね。
 


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