４知事の公務
○山陰中央新報：知事、済みません、前回の会見でも聞いたんですけども、東京都の舛添知事の一連の問題、ちょっとお聞きしたいんですけども、海外出張でファーストクラスの飛行機使ったりとか公用車で別荘通ってたりとか、あと政治資金を流用してたというようなことが今かなり問題になっているんですけども、同じ知事として、今、今回東京都知事がこういう問題になっていることについて、どういうふうに受けとめてらっしゃいますか。
○溝口知事：それは、やはりいろいろな人がいろいろな意見、あるいは疑問を呈しているわけですから、それによく説明していくということが舛添さんの責務ですね。
○山陰中央新報：同じ知事として、舛添さんがやったようなことというのは……。
○溝口知事：それは舛添さんの問題ですね。
○山陰中央新報：同じようなことをやろうというふうなことはお考えになりますか、知事として。
○溝口知事：そんなことは考えません。
○山陰中央新報：ですよね。
同じようなことしたら、やっぱり県民の理解というのは得られないんだろうなと思うんですけども、その辺はいかがでしょうか。
○溝口知事：そこら辺は舛添さんの話ですから、舛添さんのほうで一体どうなっているかという究明をされ、一般の人にもわかるような説明をするというのが舛添さんの仕事でありまして、我々がどうこう言う話じゃないでしょ。
○山陰中央新報：知事の出張、海外も過去５年だと１回、タイに行かれたり……。
○溝口知事：２回。
○山陰中央新報：過去５年だと１回。就任してから２回。
○溝口知事：そうですね。
○山陰中央新報：行ってらっしゃると思うんですけども、条例でいろいろ規定も定めてあったようだし、何かその出張の際に、国内、海外問わず、気をつけておられるというか、配慮してることって何かあるんでしょうか。
○溝口知事：それはやっぱり出張するからには、何の目的で行くかということがまずありますね。それがやっぱり県政に必要であるということが大事なことですね。
○山陰中央新報：あと、海外に行くときにビジネスクラスが利用が可能なようですけども、隣の鳥取県は、あそこはファーストクラスが可能で、ビジネスに直すみたいなこともあるんですけども、今このビジネスを利用しているような条例を今直ちに、何か宿泊のことも含めて、見直すお考えとかというのは。
○溝口知事：格別考えてません。
○山陰中央新報：わかりました。
あと、公用車でちょっとお聞きしたいんですけども、聞くと、使うときの規定というのは、ルールというのはないようなんですけども、公用車を使うときに知事として気をつけていること、配慮していることというのは何かありますでしょうか。
○溝口知事：それは、やはり公用であるということですね。あるいは、公的な活動の一環であるということがいつも注意してるとこですね。
○山陰中央新報：それはどういうとこで、私用だ、公用だって線引きをなさる。
○溝口知事：私用はわかりますが、政治的な活動がありますね、党派的な活動。
○山陰中央新報：はい。
○溝口知事：それは使いませんね、そういうときには。
○山陰中央新報：基本的に私用で使うとき、知事、免許は……。
○溝口知事：私用で使うことはしないですね。
○山陰中央新報：移動はバスとか。
○溝口知事：普通は歩いたり、バスとか鉄道ですね、休日だとかは。私用で使うことはないですね。
○山陰中央新報：だから、その辺は一応県民の感情とかというか、県民のところで理解される範囲内のとこで、出張だったりとか、公用車も気をつけながら、知事なりにやってるということ。
○溝口知事：やってますね。そういうことですね。