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4月21日質問事項4

4三江線
○山陰中央新報:知事、済みません、話が変わりまして、JRの三江線についてのお話です。きょう、期成同盟会の総会が開かれていまして、先般も一部でもう既に報道は出ているんですが、今後運行を継続する場合、3つのやり方が基本的に、三セクだとか、上下分離、それからみなし上下という方式で試算をしたところ、年間鉄道存続に必要な事業費が8億5,000万円ということで、かなりちょっと膨大な額だったなという印象を受けたんですが、その数字、恐らくもう地域振興部から説明、報告等あると思うんですが、数字を聞かれてどういう印象を受けとめられたか、お願いします。
○溝口知事:コストがどうかというよりも、それは科学的というか、分析した結果がそうであれば、それを前提にどういう対応をするかということを関係市町、そして県も考えていかなきゃいかんということじゃないですか。
○山陰中央新報:実際そういう認識になると思うんですが、ただ、地元の自治体の財政力とか見ると、かなりその額、実際にこれをどれだけ各市町が負担するかというのはまだちょっとわかりませんが、ある程度何億という数字が出ると、振り分けたところでかなり億単位とかの自治体負担というのが出ると、それなりに厳しいと思うんですが、そのあたりは客観的に見られてどうかなという。
○溝口知事:今そういうことに私がコメントするわけにいかないですね。やっぱりそういった問題があるんであれば、どういう対応をするかということを考えなきゃいかんでしょうし。いずれにしても6市町、JR中心に、やはり意見の交換をしながら、どういう方向がいいのか決めていかなきゃいかんだろうと。まだそのプロセスの途中の段階ですからね。途中の段階で私のほうで何か言うということは差し控えたほうがいいだろうというふうに思います。
○山陰中央新報:ですので、今回おっしゃるように、途中の経過の材料として一つそういうのが出てきたということで、これを踏まえて時間かけてゆっくりお話をすればいいという、前々から白紙の状態で期限を定めずにということですが、それは変わりなくということですか。
○溝口知事:変わりないですね。
○日本経済新聞:それに関連して言うと、かねがね市町村のほうから県のほうに何かやってほしいと言われれば対応したいというような、そういう理解でよろしいでしょうか。
○溝口知事:まだまだですね。
○日本経済新聞:それはないということなんですか。
○溝口知事:まだ期成同盟会のほうに説明している段階じゃないですか、検討チームの結果といいますか。それを受けて、まだこれから検討がいろいろ始まりますから、そういう検討をよく見て、やはり当事者がそれぞれ考えてね、それから数字のチェックをしてやっていくということが必要だろうと思いますね。我々が途中の段階で、こうしなさい、ああしなさいということは言うつもりないです。
 


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