１０．ふるさと納税

○時事通信：済みません、話題を変えるんですけど、ふるさと納税の関係なんですけど、総務省が自治体の返礼品について、ちょっと返礼品をめぐる課題を洗い出そうとしているんですけれども、県として、ふるさと納税の返礼品についてもう一度ちょっと見直しをする動きをされているのか、それか、県内の各市町村に返礼品の見直しを指示されているのか、そのあたりはどうでしょうか。

○溝口知事：指示してるかどうかは承知してませんが、私はやっぱりふるさと納税というと、県全体というよりも、やはり人々が住んでる市町村レベルでやっていくのが適当だろうというふうに考えています、こういう制度ができ始めた当初から。やっぱり市町村によって対応の仕方が随分違いますわね。非常にこれを大いに活用していこうというところもあるし、それから、そういうところには一定の物産なりを届けることができるものがないと、なかなか難しいですしね。それで、その当時、私が感じたのが、じゃあ県内のどこの物産を県がやるのかという問題につながりますからね、やっぱり市町村が自分のところにはこういうものが、物産があると、それは違いますから、やるのが適当だろうということで、県は、若干はやっておりますけども、市町村のようにどんどんやっていくということで部下の人たちに指示をしているということはありません。それは最初からそうですよ。

○時事通信：過度な返礼品の競争に関しては、以前、知事、否定的な発言をされとったと記憶してるんですけれども、そのあたりは変わりはないでしょうか。

○溝口知事：それも市町村の判断ですからね、余り私のほうが言うのも適当でないというふうに思います。