12月10日質問事項1

1使用済み核燃料
○山陰中央新報:知事、済みません。使用済み核燃料のことでお伺いしたいんですが、先日、共同通信が全国の都道府県に調査をしているんですけれども、高レベル放射性廃棄物の最終処分地を一切受け入れないというところが13府県ありまして、これ今、国が処分地、科学的有望地を主導で探すということを言っている中で、なかなか難しいんじゃないかなという印象を受けているんですけれども、このことについて知事どのように受けとめていますでしょうか。
○溝口知事:まだそういう検討が政府の中で本格的にできてないですね。まあみんな同じ状況じゃないでしょうか。
それから、使用済み核燃料のリサイクルをどうするかということも、いろいろ難しい課題がありますからね。それから、六ヶ所村の工場についても、そういう中でどういう対応をするかということもありますし、これからの大きな課題として残っておるということですね。だから、今の時点でこれについてこうする、ああすると決まったことはなかなかないという状況ではないかというふうに見ています。
○山陰中央新報:なかなか検討もこれからという段階で、一方で川内原発であるとか、伊方の再稼働していますけれども、そういう現状について。
○溝口知事:それは、政府がエネルギー政策全体を所管をしているということで、原子力発電も一定の役割をエネルギー供給において果たす必要があるという考えのもとに、原発について原子力規制委員会の審査を経て、合格したものは稼働していこうという取り組みの中で行われているわけですけどもね。他方で、長期的にそうした使用済み核燃料をどうするかということは、若干検討の時間もあるということもあるんでしょう、それからこの問題をクリアカットにこうだと言えるものが現状であるわけでありませんからね、そういう状況になっておるというふうに思います。
○山陰中央新報:この調査で、島根県の回答というのが、方針は示さなかったというところだったんですけれども、知事、これ受け入れることについて、そのあたりはどのようにお考えですか。
○溝口知事:まあそこは考えるといっても、それは全体の状況がどうなるかというのが不確定ですからね、具体的なことを申し上げることは難しいでしょうね。
○山陰中央新報:立地都道府県の中では、福井県とか石川県が、ごみまで受け入れる義務はないというようなことで、受け入れない考えというのも示しているわけですけれども。
○溝口知事:それは何といいますか、どこも同じでしょう。
○日本経済新聞:ただそれは、松江市の松浦市長は、一貫して原発を受け入れているから、核のごみまで受け入れることはないというふうに明言しておりますけれども、同じ立地自治体としてそこは知事の場合は明言しないということでよろしいんですか。
○溝口知事:現状では、政府はどう対応されるか、日本全体でどうするのかという考えがなきゃ何も言えないでしょう。
○日本経済新聞:それは、じゃあ松江市と別にトップ同士が話をしたり、そういうこともしてない。
○溝口知事:ありませんね。だから、それは受け入れないというのも一つの考えだし、様子がわかりませんから何とも答えられないというのも一つの答えでしょう。いずれにしても、受け入れないと言っても、日本全体でどうなるかという構図がなきゃ実現できないでしょう。
 

○毎日新聞:先ほどから、政府の対応というところで、どうするのかという考えを国が示さないとというふうなお話をしていらっしゃるんですけれども、事実上、科学的に評価をした上で適地を探して、そこを中心に示していくというのが国の方針というのは、それはもう出ているわけで、そうなると原発があるなしにかかわらず、科学的にそれこそクリアにやっていくというのは、もう政府は明言しているわけで、その上で知事がどういうふうに考えているのかというところをお伺いしたいんですけれども。
○溝口知事:それはやはり国民全体この問題、難しい問題ですからね、まだ議論がいろいろできていないというのが状況じゃないんですか。議論のしようがないという。
○毎日新聞:国民議論が必要な部分というのは確かにそうだと思いますし、政府が何らかの考えを示すというのも確かだと思うんですけども、ただ、国民議論が進みました、国が何らかの考えを示しました、そこまで来ないと島根県、島根県知事としての考えが示されないというのは、それは県民にとっても、この問題について島根県のトップである知事は何を考えているんだろうかというところがわからないというのは。
○溝口知事:そういう状況のもとでね、こうする、ああするというようなことは議論できないでしょう。
○毎日新聞:意見を示すことはできないということなんですか。
○溝口知事:島根の原発がありますからね。受け入れるどころか、外で処理をしてもらわなきゃいかん状況でしょ。
○毎日新聞:外で処理をしてもらわないといけない状況がある。さらにそうすると、じゃあその最終の処分というところはどうなんだというところが出てくると思いますが。
○溝口知事:だからそこまでの議論を今できる状況でないということを申し上げているわけです。考えるためには、一定の枠組みがなきゃ考えられませんね。それでもってこうだよということが説明できなきゃだめですよ。
○毎日新聞:枠組みができて、そこに……。
○溝口知事:そういう根拠がちゃんとなきゃできませんね。それを、そういう根拠ができるような状況にないというのが現状だということを申し上げているわけです。
○毎日新聞:枠組みができた上で、何らかの意見を提示するというのも一つのやり方だと思いますが、枠組みができていく過程において、意見を提示しながら、それこそ枠組みづくりの中にも入っていくというのも一つのやり方のような気がしますが。
○溝口知事:まだそこの段階まで入っていませんね。
○山陰中央テレビ:済みません、知事の言われる枠組みっていうのは、どういう。
○溝口知事:政府としてどう考えるかということですよ。
○山陰中央テレビ:その枠組み、枠組みとおっしゃいますけど、そもそもNUMOが既に地層処分について受け入れを募集していたわけで、知事がおっしゃる枠組みとか、政府の考えというのは、どういったところを求めて。
○溝口知事:そこは私も詳細はわかりませんね。
○山陰中央テレビ:何の詳細がわからないんですか。
○溝口知事:要するに原発そのものをどういうふうにしていくのか、将来も。そういう使用済み核燃料が出てきますね、それをどういうふうにして処理をしていくのか。そういうことの考え方がないと何も議論できないでしょう。
○山陰中央テレビ:いや、処分はそうですけど、だから地層処分っていうのが今、全体的な考え方だと思うんですけど。
○溝口知事:それも含めてね、何といいますか、できてないというのが私の評価ですよ。
○山陰中央テレビ:核燃料サイクルとおっしゃいますけど、結局それも使用済み核燃料は出続けるわけで、それは処理する最終処分地を早く選定しなきゃいけないわけじゃないですか。
○溝口知事:それはみんなそういうことは慎重に考えて、説明がちゃんとできなきゃだめですよ。そういうことができる状況にないと、こういうことを言っているだけであります。
○山陰中央テレビ:何かいつも知事が……。
○溝口知事:それで何か問題ありますか、そういう状況が今ないわけですけども。
○山陰中央テレビ:そういう状況がないわけというのがまずは違ってて。
○溝口知事:そういう説明がきちっとできる状況がまだないわけでしょう、政府が示してないわけですから、政府の考えを。
○山陰中央テレビ:どこの部分、ごめんなさい、私は理解が乏しかったら恐縮ですけども、政府の今おっしゃっている、どういったことですか。
○溝口知事:原発そのものに対して最終的な処理を含めね、どうやっていくのかということができてないわけですね。
○山陰中央テレビ:最終的な処理というのは、どこのことをおっしゃっているんですか。
○溝口知事:それは一般的に言っているわけですよ。今そんな厳密にここでいきなり聞かれても答えられませんけども。

 

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