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10月28日質問事項2

2島根原発(原子力防災訓練)
○山陰中央新報:知事、済みません、先週金曜日と日曜日に原子力防災訓練が2日間ありましたけれども、両日、知事も参加とか視察もされておられますが、2日間通して見られた総括として、どのように見ておられましたでしょうか。訓練についてですね。
○溝口知事:毎年、避難の訓練なんかもやっておりますね。万が一の対応をするとか、できるだけ多くの方々にそうした訓練に参加をしていただく。今回は鳥取県に我々が行きまして、鳥取県の住民の方と安来の方々、一緒の場所でやるというようなことは初めてでありまして、今後もこうした訓練を続けることによって、万が一の状況にも安全で避難ができるような体制づくりをしておくということは大事なことではないかというふうに思います。
人数が多くなりますから、いろんなやり方を合理化するとか、そういうような新しい取り組みも今回取り入れましたし、そういうことを通じながらやっていきたいというふうに思います。
○山陰中央新報:これまでも毎年やられてきて、知事もずっと見ていらっしゃると思うんですけども、やってきて、何の成果が出てきた部分というのはどういったところがあるのかなというふうに思ってらっしゃいますか。
○溝口知事:やはり住民の方が原発の問題に対していろんな理解が進むということがありますね。万が一のような場合にどういうことが必要なんだというようなことをお知りになるということもありますし、そして行政のほうでは、そうした対応をどういうふうにしたら合理的にやっていけるかという経験を積むことによって、いろんな改善ができますね。そういう面でこういう訓練が引き続き大事だというふうに思っています。
○山陰中央新報:知事は、日曜日に鳥取のほうを視察されて、スクリーニングの様子というのを見られたと思うんですけども、今回、スクリーニング自体が、国が新しく示したマニュアルに沿ってやったということだったわけですけども、済みません、私は鳥取じゃなくて出雲のほうに行っておったんですけれども、結構いろいろ手順が、関門が多くなったような気がして、作業が煩雑になるんじゃないかなというふうに思ったんですが、そのあたり、知事はどのように見ておられましたでしょうか。
○溝口知事:説明を聞いたりしますと、なるべく大勢の方が検査を受けるということになりますから、合理的に効果的にやりませんと時間がかかります。そういう面での工夫が政府におかれてもいろいろやられまして、新しい仕組みが今回、多分初めてでしょうが、入りましたね。
例えば放射性物質が避難される方々に付着してるのかどうかという確認をしなきゃいかんですね、避難地に行くためには。その場合に、全員を調査したのではものすごく時間かかりますから、まず車体についてるかどうか、ワイパーのところなんかをチェックすると。それでついてなければ、もうそれで大体大丈夫ですよね。ついていると、今度は代表者の人に出てきてもらってチェックをする。それで問題がなければ大丈夫というような、若干ラフな言い方ですけれども、やり方を合理化して、なるべく迅速に進むようにというようなことが進んできておりますね。それでいいかどうかということも含め、これから訓練の機会がありますから、やっていきたいということです。

 


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