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10月28日質問事項1

1原発再稼働(伊方原発)
○山陰中央新報:知事、済みません、愛媛県の中村知事が先日、四国電力の伊方原発3号機の再稼働に同意をされたわけですけれども、当日、コメントも出ておりますが、改めてこの再稼働を同意したことについて、どのようにお受けとめか伺えますでしょうか。
○溝口知事:中村知事が話された点はホームページにも出てますから、私のコメントはそれに基づいてしたわけですけども、愛媛県の知事は、次の3条件がそろえば再稼働についても了解をしようという考えであったようです。一つは四国電力の取り組み姿勢、そして国の原発に対する考え方、特に万一の事故の際に国が最終的な責任を負うということを総理に確認するとか、それからやはり地元の理解を得るということで、そういう3条件を総合的に評価されて了解をされたということでありまして、それはそういう考えだということであります。
○山陰中央新報:その中で一つ、先ほどもおっしゃられましたけれども、事故時の国の責任というところで、中村知事も求められて、安倍首相も対処されるというふうな言葉も言っておられますが、実際今後、島根県も2号機の判断というところもいずれ来るかもしれないですけども、その際にそうした国の責任というところは、知事として求められていくんでしょうか。
○溝口知事:それは前にもこの場で申し上げましたけれども、エネルギーの基本計画といいましたかね、あの中に我々の主張として原発に関しては政府が責任を持って対処するという文言を入れておりますから、その文言を確認をするということだろうと思います。
○山陰中央新報:具体的に安倍首相にそのあたり、言質をとられるとか、そういったことっていうのは必要性を感じられますか。
○溝口知事:今コメントするようなことじゃありませんね。
○山陰中央新報:当日の中村知事の会見の中で、原発は絶対安全じゃないというふうにも言っておられるわけですけれども、そういう中で再稼働の同意をされたわけですが、この絶対安全じゃないということについて、知事はどのように受けとめていますか。
○溝口知事:それは前から申し上げておりますけども、確率がゼロになることはないでしょうと。したがって、万が一の対応をしていくということも大変大事なことだというふうに考えておりますね。
○山陰中央新報:それは、島根県として万一の対応というのは。
○溝口知事:それは、万が一の事態が生じても、住民の皆さん方に原発事故による被害ができるだけ及ばないようにやっていくということでしょう。
○山陰中央新報:以前から、知事も再稼働の判断というときには、周辺の意見とか総合的に判断されるというふうにおっしゃっておられますけれども、今回、中村知事のほうが、先ほど知事の上げられた点を総合的に判断されたということをおっしゃられたんですが、こういった点、今回、愛媛県の判断したこの点というのも、知事も総合的な判断の中には。
○溝口知事:該当しますね。
○山陰中央新報:該当してるんですか。
○溝口知事:大体似たような考えだと思いますね。
○山陰中央新報:特に重要視される部分というのは。
○溝口知事:全部ですね。

 


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