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1月21日質問事項7

7島根原発(中電校正記録の不適正な取扱い)
○山陰中央新報:知事、済みません、島根原発の点検記録の偽造問題について、きょう、あしたで中国電力が住民説明会を松江市と境港市で開く予定なんですけれども、これまで知事も住民にわかりやすく説明することを中電に求めていたわけですけれども、今回、こうした住民説明会を開くことについて、知事としてどういうふうに受けとめておられますか。
○溝口知事:いいことだと思いますね。我々のほうも中電のほうにそれはやはり中電がやらないとだめですよということは伝えてますけれどもね。
○山陰中央新報:それと、国のほうも保安検査をやってまして、2月にも12月にやった保安検査の結果というのが公表される予定ですけれども、そういったこと。
○溝口知事:11月の末から12月にかけて、規制委員会は監視をすると言っていますから、監視をして、どうなったかという調査をしたわけですね。それが2月の初めぐらいにはまとまるだろうということですから、我々のほうは、規制委員会に対して、それがまとまったら説明を地元でやってもらいたいということを伝えております。ただ、いつそれができるかはわかりませんが、そういう状況ですね。
○山陰中央新報:地元でやる説明というのは、住民に対してということですか。
○溝口知事:もちろん住民にも声かけますよ。
○山陰中央新報:それは今回中電がやるような住民説明会のような形という。
○溝口知事:多分そんなに何日もできないでしょうから、周辺というか、関係のある自治体の関係者とか、あるいは住民の方々とか、そういう方々に対する説明会のようなことで、県がやることを考えてますけれどもね。
○山陰中央新報:それは県が主催でやるということですか。
○溝口知事:主催かどうかははっきりはしませんが、県が連絡役となって規制委員会に来てもらって説明をしてもらうということですね。
○山陰中央新報:それは安対協とかは別でっていう話なんですか。
○溝口知事:安対協っていうことになるのか、そこら辺は決めてませんが、いずれにしても説明会をやろうということです。
○山陰中央新報:済みません、そもそも知事がそういった国に対して要望された理由というのは、どういった理由なんですか。
○溝口知事:それはやはり、規制委員会は監視を、要監視だという認定をしたわけですから、監視した結果がこうだったというのを説明するのは規制委員会の役割ですからね。
○山陰中央新報:ただ、これまでみたいな紙での公表だと、それはなかなか理解がしてもらえないという。
○溝口知事:ええ、だから、それは結果が出たんだから、結果をちゃんと説明して、質疑もあるでしょうから、それに答えるようなことだと一定の集会といいますか、会合を開く必要があるというふうに考えてますけどね。
○毎日新聞:済みません、説明会の、先ほどから住民の方々というふうにおっしゃっているんですけれども、その説明会のイメージとして、一般参加、もうどなたというわけではなく、一般に広く呼びかけて、どうぞ自由に来てくださいという形を想定してらっしゃるんでしょうか。
○溝口知事:そうですね、いつもそうですよ、安対協のときも。あるいは顧問会議の説明もしましたけれども、いつも、どうぞ来てくださいというのは一般の人に全部呼びかけているんですよ。しかし、そんなには来られないですよ。
○毎日新聞:いや、それはだから。
○溝口知事:一般の人に全部声をかけるというか、県の広報で、こういうことをいついつ開きますから、どうぞお申し込みくださいと。人数がどのぐらいになるかというのが要りますからね。そういうやり方をしてるんですよ。
○毎日新聞:いや、それはだから、安対協に説明に来て、それで、どうぞ自由に傍聴に来てくださいというような形なのか、それとも。
○溝口知事:多分安対協ではないと思いますね。安対協だと人数が多いですから。やはり機動的にやらないと、規制庁のほうも日程にいろいろ不都合があり得ますからね。
○山陰中央新報:知事、確認なんですけど、対象となるのは一般の住民の方と、あと周辺の自治体、松江市、立地自治体も含めてということですね。
○溝口知事:自治体、はい。
○山陰中央新報:これ、いつぐらい、2月中には開くという目標ですか。
○溝口知事:2月に結果が出れば2月中ということになるでしょう。まだわかりません。決めてません。
○山陰中央新報:それは1カ所で。
○溝口知事:そこも含めて決めてませんけどもね。ただ、鳥取のほうも要るでしょうから、その仲介役を我々がやらなきゃいかんかもしれませんね。
 

○中国新聞:済みません、確認なんですけど、以前、点検不備の問題があったときは、島根県と松江市と、あるいは経産省のほうでたしか説明会されてますよね。あれが松江市内で4カ所ぐらいでしたっけ。大体ああいうイメージっていう感じなんですか。
○溝口知事:説明会っていうか、顧問会議のことかな、これは。
○中国新聞:顧問会議。まあ市内の4カ所でやってますけど。
○溝口知事:松江市もやられたし県もやりましたよね。顧問会議のことかな。
○山陰中央新報:いや、住民説明会だったです。それは2010年の点検不備問題のときに、市も4回やって、県も4回やったという形で、今、そういうイメージなんですかっていう質問だと思うんですけど。
○溝口知事:まだそこまで具体的には。
ただ、説明会は今度、規制委員会の関係者を呼びますからね、そんなにたくさんはできないでしょう。
○中国新聞:松江市だけという意味ですか。
○溝口知事:そこら辺も含めて、みんな声をかけますから、別に松江市というより、地域を限定するわけじゃないです。
○中国新聞:でも、鳥取側でもやらなきゃいけないっていうのは。
○溝口知事:それは鳥取も関係者ですからね。
○中国新聞:鳥取側も会場にしたいという意味ですか。
○溝口知事:別々の会場でやる可能性があるかもしれませんが、そこら辺はまだ決めてません。
○毎日新聞:済みません、県のほうから規制委員会のほうに、規制庁のほうに要請はしてらっしゃるということですけれど、それに対して、わかりました、行きますよという回答、了解ももう規制庁のほうからもらってるということなんですか。
○溝口知事:大体そうですけども、厳密なやりとりしてるわけじゃないですから、あんまりどうしてこうしてというのは向こうの中の話でもありますから。
○中国新聞:まあ内諾はされてるんですね。
○溝口知事:私の発言から見て、内々了解を受けてやってるということでしょう。そうでなきゃ言えません。
○山陰中央新報:鳥取県にお話しされてるんですか、鳥取県に対しては。
○溝口知事:まだそこまではやってませんね。あるいは周辺自治体にも言ってないでしょう。
○山陰中央新報:ほんじゃあ、これから鳥取県にもお話を、意向を聞いていくという形になる。
○溝口知事:それは我々のほうでやれば、当然やらなきゃいかんでしょう。だから、今我々のほうでやるような段取りをやろうとしてるわけですから、そこをどうするこうする、具体的なことが進んでいるようなことを言うのは適当でないでしょう。
○中国新聞:今回、もしイメージ的に住民に。
○溝口知事:だから、私は概念的にそういうことをやる準備をしてるということを申し上げてるということです。
○中国新聞:もし住民主体に開いた場合は、また別件で安対協も開く方向で。
○溝口知事:それはあり得るでしょう、別件でね。ただ、どういう形でやるとか、そこら辺は後で詰めりゃいいわけですよ。ただ、規制庁のほうにはある程度、まあ内々の了解でしょう、どこまで上げてるかわかりませんからね。ただ、そういう方向で進んでるからこういう発言をしてるということです。ただ、かっちり詰めてるわけじゃないから、向こうも相手があるわけですから、現実的なことを、もう固まったようなことで言うのは適当でないから、こういう言い方をしておるというふうに理解をしていただけるとありがたいですね。
○山陰中央新報:済みません、説明する側というのは、規制庁だけなんでしょうか。例えばそこに中電も呼んでですね。
○溝口知事:それは中電も当然来るですよ。
○山陰中央新報:それはもう、じゃあ説明側としては中電の安全対策の実施状況とかも説明もするし、国……。
○溝口知事:そこら辺は、あまり細かいことが詰められているわけじゃありませんから、あんまりいいかげんなことは言えないんで、今の段階で言えることを申し上げているだけです。

 


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