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12月25日コメント

私からは、コメントを2点申し上げます。

1平成26年の振り返り
最初は、きょうは今年最後の記者会見でありますので、ことしを振り返ってみての私の感想のようなものをちょっと申し上げたいと思います。
私がことしを振り返ってみて第一に感じますことは、島根県が全国の人たちによく知られるようになった年だったということであります。
昨年の出雲大社の本殿遷座祭の後も、若干数は減っておりますけども、多くの方々が島根においでになるという動きはずっと続いております。そして、秋には高円宮家の典子さんと出雲大社権宮司の国麿さんの、平成の縁結びとも言うべき御婚儀が全国の人々の関心を集めたと思います。
そしてまた、松江出身の錦織圭さんの大活躍で、島根とは錦織さんのような世界のトップクラスのテニス選手が育つところなのかといった、よいイメージを全国の人たちに与えてくださったんではないかというふうに思います。
それから、年末のNHKの紅白歌合戦に出場される水森かおりさんが、日本有線大賞をお受けになられたということです。まだ紅白で「島根恋旅」をお歌いになるのかどうかは発表はされておりませんけれども、うれしいニュースだというふうに思います。
私が知事になりましたころですけども、蛙男商会のFROGMANさんが、「島根は鳥取の左側です」と、そして「鳥取は島根の右側です」というギャグをつくって島根のPRをやってくださったんですけども、まともに受け取る方は、鳥取も島根も場所がわかんないんだから、そんなことを言っても場所はわかんないんじゃないのといったようなことをおっしゃっておられるのを何度か聞いたことがありますが、実際その当時はテレビのアンケートでしたかね、番組で、場所がわからない県はどこかといったようなやりとりの中で、島根が最も場所がわからない県だったということがあったので、そういうギャグをつくられたんでありますが、最近はやはり縁結び、出雲大社を中心として各地にそうした神社などがあるわけですが、そういうイメージが非常に広がっていると。若い女性の方がたくさん来られるようになっていると。どうも島根はよさそうなところだという感じが多くの人に受け入れられるようになってきたというふうに思います。旅行業者の方々も、ビジネスでいろんな商談会などで説明をする際も、島根がどこにあるかということを言わなくても大体わかるようになったというふうに、ありがたい話も聞いています。
私どもは、この勢いを全県下、石見にも隠岐にも、あるいは中山間地域にも及ぶように努力をしておりますけれども、これをさらに強化していかなければならないというふうに思っております。我々の先人が残してくださった豊かな自然、古きよき文化といったものを引き続き大いに活用をしていかなければならないというふうに思っております。
そして、観光だけでなく、最近ではITの分野でも東京の業界の人たちには、松江といえばRubyのまち、ソフトウエアの拠点というイメージがだんだんでき上がってきているようで、最近の企業立地でも、ソフトウエアの立地に少し弾みがついているような感じがいたします。
また、ものづくり産業もいろいろ事業の拡大に努力をされています。東南アジアの成長する市場でのビジネスの拡大ということで、タイのバンコクにPRオフィスをつくりましたけれども、これもそうした流れであります。
また、農林水産分野におきましては、自然豊かな島根にU・Iターンを希望する都市の若者がふえておるようでありまして、大阪や東京などで島根定住フェアなどをやりますと、以前よりも多くの方が来られるようになっているというデータもあります。
そういうことでございますが、日本全体として見ますと、御承知のように今、政府は日本の人口減少問題に初めて本格的に取り組もうとされておられるということです。そして、安倍政権ではアベノミクスの効果が地方に及んでいって、地方が活性化するように支援を強化していこうとされております。
昨日、第3次安倍内閣が成立をし、年内に経済対策と税制改正大綱を取りまとめて、年明けに補正予算と来年度予算の編成を行うというふうにされております。ことしの4月の消費税引き上げの前の駆け込み需要などから、その後、消費の停滞が続いておりまして、消費税の2%引き上げが1年半延期されまして、国の財政状況は非常に厳しい状況にあるというふうに思われます。
また、国際的には米国が金融緩和を終了するという動きの中で、日本銀行は引き続き金融緩和を行っていくということで、ドル高円安が続いておるわけでありますけども、これが日本経済全体、そしてまた地方経済にどのような影響を与えていくかという点については、なお不透明な状況だというふうに私は見ております。
また、世界経済を牽引してきた新興国経済も、ドル高の傾向と、それに伴ってドル資産への資金の投入ですね、ドルへの回帰がどのように影響してくるのか、そして、これが世界の経済・金融市場にどのような影響を及ぼすのか、非常に不透明でわかりにくい状況があるというふうに思います。
こうして先行きの予想が難しい時期にありますけれども、私どもとしましては、政府が地方を大事にしていこうとしている、いわばこの好機を大いに活用して、地方創生のため全力を尽くしていきたいというふうに思っておるところであります。
最初のコメントは以上であります。

2県立美術館展覧会「ポートレイトインミュージアム肖像画の魅力」
もう一つは、ここにポスターがあります、島根県立美術館で開催される「PORTRAITINMUSEUM」についてです。美術館にある肖像画の企画展ということです。美術館が所有している肖像画でありますとか、ほかから借り受けたものとか、いろいろ興味深い作品があります。例えば母衣小学校から岸清一さんの肖像画を借用して展示したり、あるいは雑賀小学校の若槻禮次郎さんの肖像も展示します。それから雲南市からは田部長右衛門さん、この方は古い方だと思いますけども、そういう肖像画が展示されます。西洋絵画や洋画もあれば浮世絵などの版画、写真、ジャンルはいろいろであります。有名人もおられますけれども、名もなき人々の肖像もありまして、240点が展示をされるということであります。
チラシの裏に幾つかの展示される絵が載っておりますが、左上が松平不昧公、その下が益田元祥で、益田氏20代目の当主ですね。これは石見美術館にある。それからその次の列は岸田劉生の自画像、それからその下は東洲斎写楽の歌舞伎役者の像ですね。それからその下は黒田清輝の描いた絵でありまして、モデルは北尾次郎さんといって、松江市出身の気象学者、物理学者。あと、右のほうには県立美術館にありますコランでありますとか、そうした人の絵があって、大変、興味深い展示ではないかというふうに思います。1月の2日から3月の9日までの開催ということであります。
私のコメントは、以上であります。


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