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12月10日質問事項3

3衆議院議員選挙
○山陰中央新報:知事、済みません、衆院選が終盤に入ってきたんですけども、それで今、島根のほうは自民党の前職の方が党の要職を務められてたり、現職の閣僚であったりとかで、なかなか選挙区に入ってくるのがままならなかったりとか、あと、前々回選とか前回選みたいに政権をどうするかっていうような選挙にもなってないもんで、各種の世論調査で有権者の関心も低いっていうようなことも言われてるんですけども、知事も自民党前職の方のマイク握ったりとか、あと集会も参加なさったりもしてますけど、有権者の関心というのは、知事としてどうお感じになってらっしゃいますか。
○溝口知事:私も第一声のときにしたり、選挙の活動をしたのは、昨日、ある地区で集会がありますんで出てくれませんかということで出ましたけれども、そういうところはたくさん人がお集まりでしたね。全般的には詳細な知識を、情報を持っていませんが、新聞で言われるようなことは各地であるかもしれませんね。
○山陰中央新報:それはやっぱり関心が低いっていうこと。
○溝口知事:私自身が感じてるわけじゃないですよ。私がそういうところまで出る時間がありませんから。
○山陰中央新報:その中で、野党のほうは大義なき解散だっていうようなことも言ってたりとかしますけども、知事として今回の解散の大義とかはどう考えてるかっていうのと、あと。
○溝口知事:それは、これまで何回も申し上げているとおりですね。議会でも言ってますし。それ以上のことはありません。
○山陰中央新報:あと、改めてお聞きしたいのが、アベノミクスというのが今、最大の争点だって言われてますけども、地方の行政を預かる長として、アベノミクスというのをどう評価されてるかというのをちょっと改めて聞きたいんですけども。
○溝口知事:それは、バブルが崩壊しましてね、20数年たつわけでありまして、その間、各政権もデフレというか、不況というか、不況という言葉は適切じゃないかもしれませんけども、成長に乗せていくということが大きな課題でしたね。それから、やはり財政の健全化をしなきゃいかん。この両方を達成するということは、外の世界の経済情勢にも大きな影響を受けるわけでありまして、なかなかこれで大丈夫だというところまで行ってないわけですね。そういう中で、アベノミクスでは三本の柱といいますか、を立てて、財政の出動と金融の異次元の緩和で2年経過をし、しかし、消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動ということもあり、景気、景気というよりもGDPの成長がやや低下しているけども、まあ概して見ればデフレ脱却に向けて前進はしていると。しかし、消費税の延期もしましたし、税制も変えるわけですから、アベノミクスをこのまま進めていいのかどうか、国民の意見を聞こうということで解散をされたというのが安倍総理の説明ですね。それは一つの考え方だと思いますね。そういうことを申し上げている。
それで、それに対して野党のほうからいろいろな批判もありますけども、野党としては、どういうことをかわりにやるのかということをやっぱり示して選挙戦を戦わなきゃいかんわけですね。そういう論議がなされておると思いますが、そういうことです。
○山陰中央新報:これから最終盤に入っていくんですけど、アベノミクス、経済対策もそうなんですけど、エネルギーだったり安全保障だったり、いろいろな争点があると思うんですけど、どういう論戦というのを期待されますか。
○溝口知事:あらゆる問題ですね。
○山陰中央新報:それはあらゆる問題です。地方の行政の長として特にというのはないですか。
○溝口知事:それは地方創生とかにどう取り組んでいくのか、そのために何をしていくのかというようなことは大いなる関心事ですね。それは政権党を含めてそうですね。


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