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9月17日質問事項10

10安定ヨウ素剤の配布・服用
○NHK:知事、済みません、きのう、ヨウ素剤の配布・服用に関する検討委員会が開かれまして、そこで大体県に提出する意見書の案がまとまってきたんですけれども、その中で、緊急時のヨウ素剤の配布について、国の指針では医師の立ち会いのもとに行うのが原則だというふうにあるんですけれども、本県の場合は医療資源が限られているから、行政が主にそれを担当するのもやむを得ないみたいなことが書かれていたんですけれども、それについて知事のお考えを伺いたいんですけども。
○溝口知事:お医者さんの意見を聞いて、今回の検討もなされておるんですね。委員長は島根大学の猪俣教授であり、委員は専門の医師、被ばく医療機関、あるいは住民とかの構成ですが、そういう点を考慮して、お医者さんから見た意見も入れて検討を進められて、火曜の段階で大体検討委員会としての議論は終わって、まとめられたと。いずれ、その結果を踏まえて9月の末に県のほうに、私のほうに意見書が提出をされる予定です。
それで、概要を聞いてみますと、PAZにおいては、住民に対する説明会を通じて事前配布をするとか、あるいはUPZの配布は住民に対する説明会によらない配布方法で、希望する住民に事前配布するとか、問題になります3歳以下の子供さんですね、そういう人たちはヨウ素剤を服用するんじゃなくて早く避難をするというような、いろんな検討の上で現実的な対応をされていると。それから30キロ圏内では、住民の方全部じゃなくて、希望者に対して配布をするということでありまして、それから住民の方々のいろんな医学的な問題について問い合わせなんかもありますから、そういうことも窓口を設置してやるということでありますので、お医者さんの専門家の方々の意見を踏まえてできてますから、今おっしゃったようないろんな問題も考慮された上だろうと思いますが、よく話を聞いてみます。


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