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8月22日知事コメント

1.広島県大雨被害
最初は、広島県の大雨災害の件であります。
広島県では、20日未明の豪雨により多くの方々がお亡くなりになるなど、甚大な被害が発生しました。お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りしますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げる次第であります。
また、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。島根県としましても、できる限りの支援を行っていく考えであります。
なお、広島県の豪雨災害を受け、本日、県内の各市町村長さんに対しまして文書を発出し、次の事項を依頼いたしました。避難勧告等の早目の発令、住民の方々への避難箇所の周知徹底ですね、日常からそういう徹底をするということであります。そういう中で、住民の方々におかれては、自宅周辺の危険箇所を確認をされるとか、予想もしない豪雨災害が起こったような場合に、また予想もしないことが起こり得るわけでございまして、多様な手段で気象情報などを入手されるとか、あるいは避難勧告発令時に速やかな避難ができるようにふだんから意識をすると。行政、そして各地域の町内会でありますとか集落でありますとか、そういうことも通じ、住民の方々への周知を当面の課題として、これからもまだいろんな豪雨があり得るわけでありまして、そういうことを徹底しようという趣旨で発出をいたしました。

 

2.「しまね産業セミナーin大阪」開催
2番目は、島根県の産業セミナーを大阪で開催をいたします。
企業誘致を目的としたセミナーでありますけども、8月の26日火曜、大阪の大阪新阪急ホテルで行います。対象は、近畿圏の製造業、ソフト産業の企業の方々100社がおいでいただくような計画となっております。
大阪は24年に8月の30日に行っておりまして、2年ぶりということになります。近畿圏は60社を超える企業の立地がありまして、さらに増設案件も続いておるところであります。当日は島根県の立地環境、立地支援制度等を説明するほか、既に立地されている企業の方々から、島根に立地した経緯でありますとか、立地して感じられた島根のよさなどについて座談会形式で会場の皆様にお話をすると。3社ぐらい、立地済みの企業の方々に座談会という形で行うと、こういうことであります。

 

3.JR山口線の運転再開
それから、3番目はJRの山口線の再開であります。
昨年は、島根県の西部におきまして大きな災害があったわけでございますが、その中でJRの山口線の再開が明日行われ、全線運転が再開をするということになります。津和野において式典を開催することとしておりますけども、山口県知事を初め山口県関係者の方々が新山口からSL「やまぐち」号に乗りまして津和野に来られて、山口県の方々をお迎えして式典を行うということであります。
山口県とJR西日本と連携して観光キャンペーンを明日から11月末まで行うこととしておりまして、たくさんの観光客の方々がおいでになることを期待をしておるところであります。
ここには「ご縁を維(つな)ぐ山口・石見(いわみ)の旅」と、懐かしい風景のままお待ちしていますということでありまして、このポスターは津和野出身の安野光雅さんが描かれたものでありまして、非常に古雅な感じがする津和野が描かれておるということであります。

 

4.県立美術館企画展「生誕100年植木茂木の歌を聴く」
それから、最後のコメントは、こちらにあります植木茂さんという、彫刻を中心として活動された方でありますが、生誕100年を記念をしまして、「植木茂木の歌を聴く」という回顧展を島根県立美術館で行います。
植木さんは、22歳のときに唐招提寺の大日如来の印を結ぶ手を見て感銘を受けて、もともとは油絵をやっておられたようでありますけども、独学で彫刻を勉強されたという経歴を持った方であります。木彫のほかにも、鉄やブロンズなど、さまざまな素材に挑戦されて、その作品は生命感あふれ、時にユーモアを含んだ独特な造形が高く国内外で評価をされておって、日本の抽象彫刻を牽引した作家だと、こういうふうに言われています。
他方で、たしかサントリーだったと思いますけども、ウイスキーなどの洋酒のボトルをデザインされたり、店舗、家具、遊具、アクセサリーなどのデザインも手がけられるなど、多彩な活動をされたということでございます。
今回の企画展では、そうした植木茂さんの創作の軌跡の全貌を明らかにするということでございます。木彫以外にも鉄の造形など、非常におもしろいと言われておりますので、ぜひごらんください。
冒頭のコメントは以上であります。


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