6月27日質問事項4

4原発(再稼働)
○山陰中央新報:済みません、昨日、中電の株主総会がありましたけれども、その中で、これは改めてになるんですけれども、原発の再稼働は進めていくという路線を改めて表明をされてるわけですけども、まずこれに対してどのように受けとめられておられるのかというのをお伺いしたいんですが。
○溝口知事:それは電力会社側の、電力会社としてのお考えを示されているということですね。中電の場合は2号機について、安全性、審査基準の確認申請を行っていますね。そういうことじゃないでしょうか。
○山陰中央新報:その中で、1号機に関してあまり触れる機会というのもなかったんですけれども、やっぱり1号機は来年の7月のところで特別点検をして延長申請しないといけないという状況になっているんですけれども、中電として1号機については特別点検の内容とかというのは検討しているということなんですが、特別点検をすることについて、例えば自治体に対して中電のほうから何らかやってますとか、そういうふうな報告というのはあるかと思うんですが、知事としては、その辺のリミットというのはいつぐらいにはしてほしいというふうなお考えとかありますでしょうか。
○溝口知事:そこは電力会社が決めることですね、どうするかは。前から中電の考え方も照会していますけれども、40年経過しますと特別点検をして、その上で必要なコストをかけて安全審査をパスするようにしなきゃいかんわけでしょう。だから、そういうものとの兼ね合いなども見ながら検討しているということだと思いますね。
○山陰中央新報:延長申請をするには、2号機のときも言われたように、事前の申請も市町村、県のほうにもしないといけないと思うんですけれども。
○溝口知事:そういう事態になればですね。
○山陰中央新報:はい。それも踏まえて、知事としてはいつぐらいというのはありますか。
○溝口知事:私のほうは格別ありませんね。中電が経営判断としてどうするかということがまずあって、その上で安全基準をきちっとパスできるのかどうかという審査があって、そういうプロセスの中でいろいろ説明を受けたりしていくということだと思います。
○山陰中央新報:知事、松江市の松浦市長だったりとか、鳥取県の平井知事は1号機については慎重な姿勢も示してらっしゃるんですけども、そもそも知事としての1号機の再稼働についてのお考えというのは。
○溝口知事:そこはやはり、基本はそういう規制基準というのを規制委員会が設けてやってるわけですから、その対応をきちっと見て判断するということですよ。
○山陰中央新報:それを中電側がどうするかっていうことですか。
○溝口知事:ですね。
○山陰中央新報:それは中電が、まずどうするかっていうことが大切だと。
○溝口知事:いや、どうするかっていうか、いずれにしても、要するに枠組みができてるわけですから、その中でどう対応するかということを我々は話を聞き、必要なチェックもしていくと、こういうことです。

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