知事定例記者会見（１０月１６日） 

質問事項

８．空港利用対策調査について

○山陰中央新報

　済みません。空港対策について、空港の利用対策についてお聞きしたいんですけれども、先日も議会の特別委員会がありまして、空港の利用状況について説明がありました。出雲空港は機材の小型化とか、いろんな要因はあるんですけれども、大体６０％ぐらいを維持してるんですけども、石見空港が非常に増減が激しくて、ここ１０年ぐらいずっと同じペースで、いろんな対策はあるんでしょうが、ふえてないということがありまして、ことしも空港対策に１億円、補正を含めて１億円ぐらい使ってるという中で、今回、議会の方でもずっと、なかなか成果が出ないけれどもどうしたものかという声も多少ありましたし、今回、島根県が７年ぶりに何か利用者の年齢構成とか、どこから来たのかとか、島根県に飛行機で来たんだけれども、その後、どういうルートで回るのかとか、全部調査するということですけども、これが７年間、７年ぶりということですけれども、７年間はやってなかったんだという、個人的にもちょっと思ったことがありまして、７年間ずっとやってなかったことについて、どういうふうに感じてらっしゃるのかということと、それから、石見空港も東京便が１便しかない中で、それが午前に発着するのか午後に発着するのかによって非常に利用者数も大きく変わると思うんですけれども、石見空港の特に対策について、それ２点目なんですけども、どういうふうに考えていらっしゃるのかお聞きしたいんですが。

○溝口知事

　利用の実態、おっしゃるようによく調べたりして対応も考えなきゃいけませんけれども、やっぱり大事なことは、やはり利用してくださるということでして、そのためには、例えば東京便などは１便化になりましたから利用が難しくなった、しかも朝が早いというようなことがありましたから、ちょっと繰り下げることはできないかというようなこともやり、若干効果も出てきているわけですね。やっぱりこういう努力をしなければいけない。それからやっぱり観光のＰＲをしなければいけない。それから周辺の市、山口県も含めて協議会をつくっていますね。経済団体なんかが入りましてやっておりますけれども、そういう努力をさらに強化、継続をしていかなければいけないというふうに考えています。

○山陰中央新報

　山口の方で宇部空港というのがあるんですけれども、今度、岩国の方もまた新たにちょっと一般路線が通りまして、山口県東部の人というのはますますちょっと足が遠のくんじゃないかなというふうに思っているんですけども。

○溝口知事

　そういうこともありますから、利用を促進するようなこと、あるいは観光の誘客を進める、やっぱりそういう努力を地道にやるということが大事ですね。