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知事定例記者会見(10月16日) 

質問事項

1.復興推進会議について

 

○山陰中央新報

 知事、済みません、きょうの話なんですが、午前中に官邸の方で復興推進会議という会議がありまして、いわゆる復興予算について、野田総理が事業の必要性、被災地以外に使われてる事業もあるということで、厳しく今後、該当事業を見直すという方針を総理が示して、それをもとに財務大臣が被災地以外の事業については厳しく絞り込みをするというふうな発言がありまして、これについて、島根県でも関連のいわゆる緊急防災・減災事業計画に基づく事業というのを組んでおられて、昨年度の補正と今年度の当初予算にも入っていると思いますが、この見直されるという方針がここになって官邸から出てきたことについて、まずどういうふうにお考えになるか、その辺、ちょっと所感をお聞かせください。

 

○溝口知事

 いや、どういう見直しをされるのか、まだわかりませんから、よく政府の検討状況を見まして対応していきたいというふうに思います。

 復興と同時に、ああいう大災害がありましたから、ほかでもそういう可能性があるわけでしょうから、そういうものをどう取り扱うかという問題でしょうね。一つでやることもあるでしょうし、別々にやることもあるでしょうし。必要度に応じて、そういう定義の問題もあるでしょうが、必要度とかをどう判断されるかという問題だろうと思いますね。

 

○山陰中央新報

 当初予算の編成段階においては、島根県の当初予算が発表された資料の中とかを見ますと、財源を使っていわゆる県庁の耐震改修とか、そういうことにも活用されたりしておられると思うんですが、政府が見直すと言っているので、どの方向をどう見直すかというのはわからない段階ですが、当時の編成において、この島根県の編成というか、事業内容については正当性はあるというふうにお考えでしょうか。

 

○溝口知事

 それはあれですね、既に国が交付したものとか、国が説明したものとか、そういうものをさかのぼってやるということは、普通は余り考えられませんね。これからのものとか、まだ未実行のものとか、そういうことではないかと思いますが、いずれにしても、どういうふうにされるかというのをよく見て対応していきたいというふうに思います。

 

○山陰中央新報

 もう1点、仮定の話になってしまうんですが、県はこの計画をつくるに当たって、いわゆる中・長期的なことをにらんで考えて事業を組まれたと思うんですが、急に例えば見直され、事業のメニューにメスが逆に入ると、非常に県の予算執行上もなかなか厳しいものがあると思うんですが、それはそれで、国の方針が見直されたらしようがないと。

 

○溝口知事

 それはいろいろなケースがあるでしょう。来年度どうするのか、先行きどうするのか、あるいは現在執行中、計上している予算の執行残のようなものがあってどうするのかと。だから、そこは予算編成がどう行われるかという、例年ある問題と、そう変わりはないんだろうと思いますよ。

 

○山陰中央新報

 そこを見て対応していくしかないということ。

 

 


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