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知事定例記者会見(9月19日) 

質問事項

1.児童・生徒の問題行動について

 

○山陰中央新報

 知事、今、いじめが社会問題になってます。この間、いじめの問題、いじめを含めた問題行動の数が教育委員会から発表になりました。いわゆる校内暴力は異様に、7割ぐらい増えていたと。いじめも若干減っているところもあるんですが、現在もやはりある程度は存在しているということが明らかになりました。今後の対応策というのは、どのように対応していかれるか、知事のお考えをお願いします。

 

○溝口知事

 この前、11日ですか、全国でそうした統計が発表になりまして、島根県では、例えば暴力行為などでは、若干特定の生徒がいろんな行為があったりして数字がふえているようですね。そして、いじめにつきましても、率は全国と比較すると低いわけですけども、引き続き高い水準にあるといったことがあります。あるいは不登校児童の数なんかもあります。こうした問題について教育委員会から報告を受けておりますのは、やはりこうした問題に教職員でありますとか、あるいは学校の全体として、あるいは市町村教育委員会などが対応されておるわけでありますけども、十分対応できないといいますか、いろんな外部の方々の支援などもあると対応がさらに進むといったようなことも考えられますので、県の教育委員会はいじめや暴力行為などで解決が困難な事案に対しまして、県の教育委員会の中で外部人材を活用して学校を支援する仕組みを今、検討しておるということであります。まだ詳細は決まっておりませんけども、外部のカウンセラーとか、あるいは状況によっては弁護士さんでありますとか、いろんな外部の専門家の方々にも助力を得ようというようなことで、そうした仕組みをつくることを検討中ということであります。こういうことを通じまして、それぞれの学校、あるいは先生方の対応が有効に進むように、教育委員会としても支援をしていこうと、こういうことであります。

 

○山陰中央新報

 学校内で解決ができなかったら、例えば暴力行為ですとか、ひどいいじめとかになると、こういう外部の人材を活用する以前に、警察のお世話になった方が早いんじゃないかという、それはどうでしょう。

 

○溝口知事

 警察とも日常的に連携はそれぞれのとこでやっていると思います。警察自身もいろんな対応をしておりますから、それは従来からやっております。

 

○山陰中央新報

 じゃあ、この外部人材の組織を県教委内につくることの意義というのは、どこにあるんでしょうか。

 

○溝口知事

 それは、市町村の教育委員会とか学校でありますとかがそれぞれ対応しますけれども、できるだけ多くの専門家の意見も聞いたり、指導などを仰ぐことが適当ではないかということで教育委員会が検討しておると、こういうことです。

 

○山陰中央新報

 時期はいつからやられるんですか。

 

○溝口知事

 まだそこまでは決まっていません。

 

 


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