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知事定例記者会見(7月24日)

○溝口知事

 冒頭、2点コメントを申し上げます。

 1点目は、こちらにあります神話博でありますが、7月21日にオープニングをしまして始まったわけであります。会場の整備でありますとか、あるいは映像の作成でありますとか、あるいは各地における説明会だとかPR、いろんなことをやってまいりましたが、無事予定された21日に開幕しました。

 

 お天気も心配だったわけでありますけれども、暑いぐらいの夏の日で、オープニングの日としては、最高に近いお天気であったというふうに思います。

 きょうで4日目になりますが、昨日までの3日間では、神話博の会場に来られた方が3日間で大体1万3,500人ぐらい。神話の映像館に入られた方が5,000人ぐらい。そして古代出雲歴史博物館に入られた方が9,000人ぐらいというようなことであります。

 

 出だしは、いろいろな見方がありますけれども、一定の来場者を得てスタートができたというふうに思っているところであります。

 また、周辺では7月20日から22日まで、県立美術館、稲佐の浜や旧大社駅の3カ所でDKライブ、映像といいますか、光線による映像ですね、これも6,000人ぐらいの来場者があったということであります。

 一昨日の22日には、大社のうらら館で山折先生の出雲神話に関する講演、そして藤岡大拙さんとの出雲神話と現代といいますか、そういう関連でのおもしろいやりとりの対談がありました。また、その合間に「よみ語り」で古事記の世界を紹介をする浅野温子さんの講演がありました。

 

 また、浅野温子さんには神話博のPR大使に就任をしていただいたということでありました。PR大使は、初日の谷村新司さんが1号でありまして、2番目は元広島東洋カープの大野豊さんですね。3番目に浅野温子さんをお願いをしたと、こういうことでございます。

 これからもいろんなPRを行ったり、また、会場等、いろんな不足な部分もあったりするでしょうから、いろんな意見を聞いたり、地元の方々の御意見、あるいは観光関連の方の意見なども聞きながら、さらに見やすい、来やすい、島根の魅力が多くの人に伝わるように努力をしていきたいというふうに思います。

 

 なお、出雲大社周辺だけでなく、各地で、先週、先々週ですか、隠岐ではジオパークの関連の行事があったり、これからもそういう行事が各地で続くわけでありまして、そういうことを通じまして、県全体で神々の国しまねプロジェクトを進め、多くの方々に来県をいただくし、あるいは県内でもいろんな方がいろんなところにお出かけになるように努力をしていきたいというふうに思います。

 

 これが1点目でありまして、2点目は、こちらにパネルが出ておりますけども、県立美術館で7月27日から9月17日まで、「民藝」と題しまして、日本の古くから伝わる手仕事の美、これを観ていただくということで、いろんな方の作品を展示をすることになっております。民芸は民衆的工芸の略だと言われますけども、日常的に使用される工芸品として、多くの人に愛好されております。島根でも民芸活動に加わった人たちがおられますが、今度の展覧会ではバーナード・リーチさん、それから河井寛次郎さん、濱田庄司さん、棟方志功さん、芹沢けい介さんなど、有名な方々の作品や山陰の民芸品など300点を超える作品を展示をするということになっております。これも古事記1300年に関連をしました企画展ということであります。そうした民芸という形で島根の文化が、古来の伝統なども受け継ぎながら制作をされ、人々に愛好されているということであります。

 冒頭のコメントは以上です。

 


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