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知事定例記者会見(6月5日) 

質問事項

3.解散総選挙・社会保障と税の一体改革について

 

○山陰中央新報

 解散総選挙の時期について、ちょっとお伺いしたいと思います。

 知事、日ごろから国会の、国政の停滞が非常に、物事が決まらないということに対して非常に憂慮の念をこの会見場でも日ごろから示されておられると思います。それで、国政の信頼を取り戻さないといけないということもおっしゃってますが、そうすると、これは総理の専権事項でありますが、解散総選挙というのはできるだけ今の衆参のねじれ状況が起こっているということを踏まえると、できるだけ早くした方がいいという、そういうお考えをお持ちであるという、総合的に勘案してそう思うんですが、総合的に判断されてどうですか。

 

○溝口知事

 それは、与党がどういう考えで諸課題に臨むかということによるわけでしょう、いい悪いというよりも。

 

○山陰中央新報

 じゃあ、必ずしも選挙でなくて、今、現状でどういうふうな話し合いができるかということに全力を尽くせと。

 

○溝口知事

 それは、できる範囲でやらなきゃいけませんね。政府の方も情勢の変化に対応して、内閣のかなりの改造というようなことも起こったわけですからね。

 

○山陰中央新報

 さきおととい、自民党県連大会が開かれたときに、政治というのは選挙を通じるしかないというふうにおっしゃっていますが、そのことと、ちょっと今言われたことと違うような気がしますが、一般論。

 

○溝口知事

 いやいや、それは一般論としてはそうでしょう。いずれにしたって、選挙で議席が決まり、与党によって政権ができて、そこで政権が国会に提出されて決まっていくということですから。

 

○山陰中央新報

 わかりました。そのことは一般論でおっしゃったのが、今、この一、二週間の、一番大きなものでいえば社会保障と税の一体改革等の攻防がありますけど、その点においては解散どうのこうのじゃなくて、今ある現状の、内閣改造もされたことですが、その勢力でとにかく話し合いを尽くしてほしいということなんでしょうか。

 

○溝口知事

 もちろん与野党間の政治的な競争というのがありますからね、そこを無視して物が進むわけじゃありませんから、そこは我々がちょっと言うことは難しいですね。どういう状況になってるか、必ずしもよく知りませんから。

 ただ、いろんな問題を見まして、消費税法案なんていうのも非常に難しい法案ですしね。しかし、日本全体から見れば、いつかの時点でしなきゃいかん課題ですね。それをやるためには与野党の協力がないとできない政治の力関係になっているということじゃないですか。

 

○山陰中央新報

 知事は知事であって国会議員ではないわけで、今、知事なわけでありますが、ちょっと仮定の話はできないと言われるかもしれませんが、一人の政治家としてお伺いしたいんですが、今の法案は賛成できる内容でしょうか、それともまだ修正協議等、地方消費税の問題とか、若干残しているようにも思いますが、今の法案で賛成できる内容だというふうにお考えでしょうか、時期も含めて。

 

 いつかやらないといけないことだという課題であるという御認識は、以前から会見でおっしゃっているんですが、その時期も含めて、事ここに至って、この法案の内容というのは賛成できる内容かどうかというのは、知事のお考えはどうでしょうか。

 

○溝口知事

 そこは、詳細までわかりませんからね、今どういう修正をされようとしているのか。

 ただ、自民党の方から出ている修正の協議の内容ですね、具体的なことを決めるというよりも、社会保障などについては改めて会議でしたか、そういうところでよく検討していくとか、そういったようなことですよね。具体的に細かいとこまで出ているのかどうかわかりませんし、対象になるのかね。

 

 あるいは一般論として、所得の低い方々に対する措置ですね、そういうものについては何らかの対応が必要だというのが大勢じゃないかと思いますけども、そういうものがどういうふうになるかということは、またこれからの協議じゃないでしょうか。

 

○山陰中央新報

 大まかに言うと、その辺の社会保障のあり方と低所得者への対応ということについては、まだ若干協議する余地があると。

 

○溝口知事

 いや、そこら辺はちょっとね、どういう内容になっているか、余りそういう情報が我々もわかりませんね。

 

 

 


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