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知事定例記者会見(9月6日)

■知事コメント

 

 最初に、幾つかコメントを申し上げます。

 

 第1点目は、今回の台風12号でありますけども、ゆっくりした速度で北上をし、紀伊半島などで大きな被害が出たわけであります。被災地の皆様方に心よりお見舞いを申し上げる次第であります。

 

 2点目は、隠岐ジオパークが世界認定候補地に、昨日、開催された日本ジオパーク委員会で候補地として推薦されることが決定をされたわけです。来年度にその審査を受けることになるわけであります。

 

 これは、隠岐諸島における地質、地形を初めとする自然の価値が評価をされ、また隠岐ジオパーク推進協議会を中心としました地元の皆様の取り組みが認められた結果でありまして、大変喜ばしいことであります。今後、来年の世界ジオパーク認定を目指しまして、具体的な取り組みがさらに進められるわけであります。県としましても、地元と連携をとりながら、引き続き必要な協力支援を行っていきたいと考えております。

 

 3点目は、9月補正予算についてでありますが、9月12日から開会をいたします県議会に提案する補正予算案につきましては、本日の議会運営委員会で公表したところであります。9月補正予算案は、東日本大震災や福島原発事故に伴う対応のほか、早急に対応すべきものにつきまして、総額約29億円の追加歳出を計上しております。震災・原発関連対策としましては、都道府県が行っております被災者生活再建支援基金への拠出7億3,000万円、これは特別交付税で措置をされます。

 

 それから、国が第2次の補正予算で計上しましたモニタリングポスト等の増設でありますが、県内にモニタリングポストが4カ所認められておりますが、全額国費で措置をされますが、7,800万円を計上しております。

 

 それから、県内でと畜をしております肉用牛の全頭放射能物質検査、既に予備費で実施しているものはありますが、10月以降実施分等につきまして5,100万円計上しております。

 

 その他としましては、公共事業、国の補助交付金の追加内示等に伴うもの9億6,000万円、それから昨年の暮れ、鳥インフルエンザが安来で発生しまして、養鶏施設の復旧経費の助成と。農業等に対しまして災害があった場合に助成をしておりますが、その一環としてこういう助成を行うというものであります。そのほか地域医療再生基金や安心こども基金等の追加取り崩しをいたしまして必要な事業を行うもの、そういうものが計上されています。

 財源としましては、国庫補助金等が6億円、地方交付税が8億円、基金の取り崩しが7億円、県債が3億円、その他歳入が5億円、合計で29億円ということになっております。

 

 私からの冒頭の説明は以上であります。


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