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知事定例記者会見(5月13日) 

質問事項

5.腸管出血性大腸菌の食中毒について

 

○山陰中央新報

 北陸の方で生肉の食中毒が相次いで起こったんですけども、島根県内でも焼き肉店の調査の中で、半数以上が生肉を提供しているんですけども、そういった現状をどう見ておられるのかと、あと今後の対応についてお願いしたいんですけど。

 

○溝口知事

 それは、やはり国の通達といいますか、基準といいますか、そういうものでやっぱりまずきちっとしなければいけないという問題があります。しかし、全国的に見ると、そういう基準どおりになっていないということが常態化しているわけでありまして、常態化する中で基準をどうするかということもあります。しかし、いずれにしても生肉に細菌がつかないようにきちっと調理をしなければいけないので、そういう指導をきちっとやるということが大事ですね。この問題が起こって、県下の保健所は焼き肉店とかを中心に生肉を使っておられる可能性のあるところに、まず電話で連絡して注意を促すと。そして並行して立入検査をずっと続けておるということです。

 

報道等によりますと、肉の表面をそれぞれ切って、その分を除去してやるということが必要なようですけれども、ただ、包丁を、同じものを使うといろんな問題があるといったような問題もありますので、いずれにしても、国における基準ですね、そういうものをかちっとして、いろんな問題が起きないようにする。ただ基準をつくっても守らないといけませんから、そういうことに対して県としても保健所を通じて指導していくということであります。それから肉を卸される業者さんなどについても指導をやっていく必要があると。

 

○山陰中央新報

 ただ、現行の基準では強制力がない、努力目標ということなので、いわゆる強制力はないと思うんですけども、それについて県、国の基準が出る前に県が例えば独自に条例をつくったりとか、そういったお考えというのはお持ちでいらっしゃいますか。

 

○溝口知事

 それはやはり法制的な、法制まで要るのかどうかわかりませんけれども、やはり国がそういうものについては全国共通にやらないと難しいですね。

 


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