１月２７日（月）、プレミアムこっころカンパニーの表彰式が行われ、受賞者の皆さんと懇談しました。

（写真：皆さんと）

　県では平成19年度から仕事と生活の調和を推進し、子育てにやさしい職場づくりに積極的に取り組んでいる企業を「しまね子育て応援企業（こっころカンパニー）」として認定し、仕事と家庭の両立支援企業の拡大を図っています。現在の認定企業数は325社です。

　このたび、仕事と家庭の両立支援をさらに進めるため、「こっころカンパニー」認定企業の中から、認定時の審査項目と育児休業や年次有給休暇の取得率、時間外労働の状況などの実績を合わせ特に優れている企業を「プレミアムこっころカンパニー」として、10社を表彰しました。

■表彰企業（所在地、従業員数、受賞回数）（こっころカンパニー認定番号順）

　・大畑建設株式会社（益田市、157人、2回目）

　・株式会社はたの産業（大田市、15人、1回目）

　・社会医療法人仁寿会（川本町、210人、2回目）

　・株式会社大前組（松江市、17人、1回目）

　・堀建設株式会社（津和野町、101人、2回目）

　・株式会社内田工務店（松江市、13人、1回目）

　・岩成工業株式会社（出雲市、17人、1回目）

　・SCSKサービスウェア株式会社島根センター（松江市、141人、1回目）

　・株式会社りそな銀行グループカスタマーセンター（島根）（出雲市、181人、2回目）

　・アイカム株式会社（松江市、31人、1回目）

　いずれの受賞企業も、従業員にとって働きやすい条件や環境を確保することが必要であるという認識をもち、育児休業制度の充実や子の看護休暇、休暇取得促進のための取組、時間外労働削減のための取組などを行っておられます。

　懇談で受賞企業の皆さんから、「子どもの学校行事に係る特別休暇や親の介護休暇、夫婦の介護休暇などを設けています」「子どもが生まれる前はもちろんですが、生まれた後もいろいろ休みが必要になり、従業員と一緒に考えて休暇を取りやすい工夫をしています」「女性の方々が長く働けるような環境作りや在宅での仕事も考えていきたいと思っています」「従業員が休みたいときに休めて時間外も少ない会社でありたい、会社が人を育てる環境でありたいと思います」と話されました。

　知事は、「皆さん方の企業は、さまざまな工夫をして先進的な取り組みをしていただいています。皆さま方の工夫を他社にも取り入れてもらい、子育てしやすい社会をつくりたいと思っています。ご苦労が多いと思いますが、引き続いてよろしくお願いします」と述べました。

（写真：懇談の様子）