受賞者の皆さんは、パソコン指導、会報・資料の作成、パソコンクラブの設立、ホームページを使った情報発信など、ＩＴを積極的に取り入れた活動をされています。

【写真左から】

堀晤夫さん

草野富子さん

古津忠さん

知事

小村宏さん
香川守男さん
福間正久さん

　懇談では、パソコンを始めたきっかけや、日頃の活動の様子をお聞きしたほか、小村宏さんが制作された紙芝居ＤＶＤ「水飴を買う女」の上映も行われました。

　ＩＴを活用し、定年退職後の男性のネットワーク化に取り組まれている福間正久さんは、朝食をとりながらのミーティングで活動内容を話し合っていることなどを紹介され、「どうしても閉じこもりがちな定年後の男性で横の広がりができました。男性は組織で鍛えられているので、一つ決まれば一致団結してやっています。」と話されました。

　人と人の関わりが暖かく深まることを意識したＩＴ活動を心掛けておられる古津忠さんは、「単に合理化のためではなく、ＩＴを使って人とのコミュニケーションを図り、その中で自分がお役に立ち、自分自身の技術も高めていくよう取り組んでいます。」とお話してくださいました。

　知事は、「皆さんが核となって地域の方々と楽しくおやりになっていることは、島根県にとって大変大事なことです。私どももできるだけ、そうした活動が各地で盛んになるよう支援していきます。これからもそうした活動に取り組まれますようお願い申し上げます。」と述べ、今後の活躍と地域におけるＩＴ活用の拡大に期待を寄せました。

（写真：懇談の様子）