５月１３日（月）、島根県公民館連絡協議会の皆さんと懇談しました。

 

 　島根県公民館連絡協議会は、県内の公民館相互の連絡提携を図り、公民館の振興発展に寄与することを目的に活動されています。地域づくり、人づくりの拠点である公民館に光を当てた県の「実証！『地域力』醸成プラグラム事業」では、全国に誇れる取り組みで中心的な役割を果たされました。

　この日、知事感謝状を贈呈した前会長と役員の皆さんから、さまざまなお話を伺いました。　

　（写真：皆さんと）

○後列（左から）

　監事の竹谷強さん、副会長の田村道太さん、会長の長岡誠さん、副会長の吉川正さん、副会長の岡本修治さん

○前列（左から）

　溝口知事、前会長の福間敬明さん

 

 

 

 

　懇談では、役員の皆さんから、「『地域力』醸成プログラム事業で一番良かったのは、地域で学習・実践活動を積極的に行う人を見つけ出し、その人たちが躍るように活動していたことです。」「公民館活動は非常に面白い。やると形に現れるし、数字にも現れます。」「健康は、個人の問題に止まらず国保など自治体の財政問題につながる大きな社会課題です。健診を受けてもらうことも社会教育の役割と考えています。」など、事業を通して感じられたことや公民館活動に対するお考えをお聞きしました。 また、「子育て世代は就労や子育てに関心が高いが地域との関係は薄い」、「子育て世代を公民館活動にいかに引き込むか」、「町内会未加入者に対する災害時の避難誘導をどうするか」、「地域の活動をどう守っていくか」などの課題やその取り組みについてお聞きしました。

　知事は、「公民館では、県職員の『短期派遣研修』にたくさんの職員を受け入れていただきありがとうございます。」とお礼を述べるとともに、「今日は、地域の実情についていろいろなことが分かりました。いろいろな人から意見を聞いて、小さなことから実行していきたいと思います。これからも助言をよろしくお願いします。」と述べました。

　（写真：懇談の様子）