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11月1日、安来市大塚町・宇賀荘町を訪問し、地域の皆さんと懇談

安来市大塚町の「飯塚家」を訪問

 

飯塚家の皆さん平成22年3月29日から放送開始予定のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』。原案本「ゲゲゲの女房」の著者で、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水木しげるさんの妻・武良布枝さんは、安来市大塚町のご出身です。

 

 この日知事は、武良布枝さんのご生家である「飯塚家」を訪問し、ご家族の皆さんと懇談しました。

 

(右写真:飯塚家の皆さん)

 

 

「生涯現役証」布枝さんの兄である飯塚藤兵衛さんは75歳を超えても元気な高齢者に知事から贈られる「生涯現役証」をお持ちで、陶芸教室の講師を務めるなど幅広く活躍していらっしゃいます。この日も自ら焼かれたお茶碗でおいしいお抹茶をふるまって下さいました。

 

 また、藤兵衛さんをはじめ6人のご家族は、皆さんとても明るく楽しい方々で、「ゲゲゲの女房」に綴られている当時の大塚の町や飯塚家の様子について、大変詳しくお話しいただきました。

 

(左写真:「生涯現役証」を拝見)

 

 

 

 

当時の写真また、飯塚家には布枝さんの結納の品や写真が今も大切に保管されており、それらを拝見しながら、布枝さんが小さいころから記憶力抜群であったことや、布枝さんが暮されていた当時の情景についても伺いました。

 

 数日前には、ドラマでヒロインを演じる松下奈緒さんも飯塚家を訪ね、また数多くの地元住民の皆さんとの交流も行われたとのことで、その様子についてもお聞きしました。一旦は閉められていた和菓子屋さんも復活するなど、大塚の町には新たな動きも出てきているようです。

 

 知事は、「原案本は私も読みましたが、当時の様子が本当によくわかるように書かれています。そして今日、大塚を訪ね、また皆さんにお会いしたことで、大塚の町をより身近に感じることができました。」と感想を述べるとともに、「大塚にはとても魅力的な資源があります。この度のドラマに登場することは、PRの大きなチャンスです。これをきっかけとして、大塚の町がますます活気づくことを願っています。」と話し、大塚の活性化に期待を寄せました。

 

(写真:大切に保管されている写真や結納の品)

布枝さんの結納の品 

 

 

 

 

 

 

安来市宇賀荘町の農事組合法人「ファーム宇賀荘」を訪問

 

 安来市の市街地から4Km余り南に位置する宇賀荘(うかしょう)地区では、平成12年度から平成19年度にかけて県営ほ場整備事業が実施されました。

 

 この事業終了にあわせ、ほ場整備の関係農家242戸が参加し、13集落1農場方式により173haを経営する県内最大の営農組織として、農事組合法人「ファーム宇賀荘」が誕生しました。

 

のしの画像ファーム宇賀荘では、どじょうを放流した無農薬無化学肥料水田で「どじょう米」を栽培するなど環境にやさしい農業に取り組むとともに、100ha規模の大豆転作、大豆を豆腐や味噌に加工するなどの高付加価値化にも力を入れています。

 

 また、そばの作付けも行われており、そば収穫祭が開催されたこの日、ファーム宇賀荘を訪問しました。

 

 あいにくの雨模様のため、そば刈取体験は中止となりましたが、知事は宇賀荘産のそば粉を使用したそば打ちを体験しました。

 

 そば粉の状態から「水回し」「捏(こ)ね」「のし」「切り」に至るまで、東出雲町「おちらと村」の三島先生に丁寧にご指導いただきながらのそば打ち体験でした。

 

(写真:そば打ちを体験する知事)

切りの画像

 

 

宇賀荘の産品

 

 

 そのあとは、そばやどじょう、豆腐など、宇賀荘の産品を試食しながらの懇談。

 

 知事は「そば打ちは初めての体験でしたが、新しいことにチャレンジしていくことはとても大切です。皆さんも今後とも新しい取り組みにチャレンジされ、ファーム宇賀荘がますます発展していくよう願っています。」と期待を述べました。

 

そばを試食

 

 


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