県民の歌「薄紫の山脈」についてご紹介します。
この歌は昭和26年、サンフランシスコ講和条約の締結を記念して制定されました。
歌詞は公募により選ばれたもので、当時の県人口である90万人が一丸となって「新しい島根」を築いていこうという気概が込められており、その精神は今も受け継がれています。
※こちらからは音声を聞くことができます
薄紫の山脈
−島根県民の歌−
米山治作詞
古関裕而作曲
一、薄紫の山脈(やまなみ)は
はるか希望の雲を呼び
磯風清き六十里
みどりの海に春たてば
おきの島山夢のごと
あゝうるわしのわが島根
二、山に幸あり山を踏め
海に幸あり波に乗れ
玉なす汗を陽にあびて
働くところ日本の
行手かゞやく光あり
あゝゆたかなるわが島根
三、香りゆかしき伝説の
み国譲りの往古(むかし)より
こゝろ一つにむつびあう
九十万の県民の
平和の歌は今ぞ湧く
あゝやすらけきわが島根
※「歌詞の使用許可基準」を必ずご確認ください。