PFIの導入にかかる検討結果について
■定時制・通信制課程高等学校東部独立校(仮称)整備
○島根県PFI導入指針に基づき、事業所管課において実施した定性評価の結果を踏まえて、PFI導入可能性調査(定量評価)を実施することとしました。(平成17年10月31日に開催した政策企画会議において決定)
○平成17年11月25日から事業所管課においてPFI導入可能性調査を実施しました。
○PFI導入可能性調査業務報告書等を踏まえ、PFIを導入しないこととしました。
(平成18年1月11日に開催したPFI推進調整会議で決定)
【報告書の概要】
■雲南警察署整備
○島根県PFI導入指針に基づき、事業所管課において実施した定性評価の結果を踏まえて、PFI導入可能性調査(定量評価)を実施しないこととしました。(平成17年11月21日に開催したPFI推進調整会議で決定)
【理由】
(1)特殊な構造・資材を必要とする部屋や設備が多く、全てを性能発注できないことから、建設部分では民間提案の余地が小さい。
(2)さらに、維持管理・運営部分においても、施設の清掃等の限られた業務以外には民間事業の余地がない。
■益田翔陽高等学校整備
○島根県PFI導入指針に基づき、事業所管課において実施した定性評価の結果を踏まえて、PFI導入可能性調査(定量評価)を実施しないこととしました。(平成17年11月21日に開催したPFI推進調整会議で決定)
【理由】
(1)整備後は、現存する施設と新築施設が併存するため、両者を異手法により維持管理することは管理コストがかさむ。
(2)現存する施設と新築施設の両方を対象とするPFIは、成り立たないとする見方が一般的である。
■松江工業高等学校整備
○島根県PFI導入指針に基づき、事業所管課において実施した定性評価の結果を踏まえて、PFI導入可能性調査(定量評価)を実施しないこととしました。(平成19年5月9日に開催したPFI推進調整会議で決定)
【理由】
(1)整備後は、現存する施設と新築施設が併存するため、両者を異手法により維持管理することは管理コストがかさむ。
(2)現存する施設と新築施設の両方を対象とするPFIは、成り立たないとする見方が一般的である。
■学習選択制高校西部拠点校(仮称)整備
○島根県PFI導入指針に基づき、事業所管課において実施した定性評価の結果を踏まえて、PFI導入可能性調査(定量評価)を実施しないこととしました。(平成20年12月15日に開催したPFI推進調整会議で決定)
【理由】
(1)整備後は、現存する施設と新築施設が併存するため、両者を異手法により維持管理することは管理コストがかさむ。
(2)現存する施設と新築施設の両方を対象とするPFIは、成り立たないとする見方が一般的である。
■シロイルカ保護繁殖施設整備事業(しまね海洋館アクアス)
○島根県PFI導入指針に基づき、事業所管課において実施した定性評価の結果を踏まえて、PFI導入可能性調査(定量評価)を実施しないこととしました。(平成21年7月9日に開催したPFI推進調整会議で決定)
【理由】
(1)今回の施設は、シロイルカの子供の誕生に対応するため、シロイルカの保護繁殖施設を増設するものである。このため、既存の施設と一体的に運営する必要があるため、別々の管理者により管理・運営していくことは困難である。
(2)シロイルカの保護繁殖業務については、全国での繁殖成功事例が1箇所のみであるため、参入できる事業者は極めて限定的であり、競争原理が働かない。
(3)シロイルカの子供の生育を考慮すると、遅くとも平成22年度末までに、保護繁殖施設を増設する必要がある。しかしながら、PFI事業の実施にあたっては、国土交通省協議やPFI事業者募集手続等に2年程度を要するため、平成22年度末には間に合わない。
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