木材利用科:スギ心去り平角の公開曲げ試験を開催しました
令和7年12月15日(月)、スギ心去り平角の公開曲げ試験を開催し、製材事業者、建築士、建設業者、林業普及職員など24名の参加がありました。
本格的に冬が訪れ、当日は厳しい寒さの中での開催となりましたが、参加者の皆さまは真剣な眼差しで見学されていました。
なお、公開曲げ試験は、令和7年度林業技術現地適応化事業スギ心去り平角の製材・人工乾燥技術の一環として開催しました。
・林業技術現地適応化事業について
林業技術現地適応化事業とは、試験研究の成果を製材工場などへ導入するために現地実証を行うものです。
今回、当センターでは木造住宅の梁として使用される平角について、スギの中径材(直径24~28cm程度)から製材した「心持ち平角」と
新たに大径材(直径30cm以上)から心を外して2丁取りした「心去り平角」との強度比較を行いました。
曲げ試験の様子:試験では長さ4mの平角を用いて、上部から平角が破壊されるまで力をかけ続けます。
破壊の様子:破壊が起こると木材は長さの中央部から2つに折れます。その際に非常に大きな破壊音がするため、参加者の皆さまから驚きの声があがりました。
試験後の平角:破壊したスギ平角は、破壊の形態や特徴を観察して記録したり、厚さ3cmほどの試験片を切り出して、含水率を確認します。
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