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きのこによる食中毒に注意しましょう!

 毎年きのこ狩りの季節になると、全国できのこによる食中毒が発生しています。

 きのこによる食中毒は、生命に関わることがあります。きのこについての正しい知識を身に付け、きのこによる食中毒を防止しましょう。

 

毒きのこによる食中毒に注意しましょう。(外部サイト:厚生労働省ホームページ)

クサウラベニタケによる食中毒が発生しました。

 平成22年10月15日午前11時頃、邑南町内の医療機関から県央保健所に、きのこ中毒の疑いのある患者を診察した旨の連絡がありました。
同保健所が調査したところ、10月14日に知人から譲り受けたきのこを同日調理、喫食した家族3名全員が発症したことが判明しました。
島根県中山間地域研究センターできのこを鑑定した結果、クサウラベニタケであることが判明しました。同保健所は、症状も一致することから、これを原因食品とした食中毒と断定しました。

 

オオシビレタケによる食中毒が発生しました。

 平成21年6月1日大田市内の医療機関から県央保健所に、きのこ中毒の症状を呈した患者を診察した旨の届出がありました。

同保健所が調査したところ、5月31日に自宅の裏山で採取したきのこを翌日(1日)昼に調理、喫食し、3名が発症したことが判明しました。

 同保健所は、患者の喫食状況や症状からこれをきのこによる食中毒と断定しました。

きのこの種類について調査した結果、オオシビレタケであることが判明しました。

オオシビレタケとは

 

大きさ:傘径1から6cm、柄長2から9cm、柄径0.4から1.3cm

色:傘(暗灰緑色からオリーブ褐色)、ひだ(淡灰黄色、のち暗紫色、縁は白色粉状)、柄(白色、下に向かいやや褐色)※傘・柄は傷付けると青く変色する。

発生時期:春から初夏

発生場所:腐葉土、堆肥、腐ったワラくず、捨てられたもみ殻などのある場所

症状:めまい、悪寒、幻覚、しびれ、散瞳などの中枢神経系の症状

毒成分:シロシビン

近似きのこ:エノキタケ

 

きのこによる食中毒を防ぐには

「食べられるきのこ」と「食べられないきのこ(毒きのこ)」を見分けることは、素人には難しいことです。素人判断はせず、食用と正確に判断が出来ないきのこは絶対に食べないようにしましょう。

 ☆きのこ狩りをするときは、きのこに対し、しっかりした知識を身につけましょう。初心者は必ずベテランと一緒に採取するようにしましょう。

 ★食べられるきのことはっきりわかったもの以外は、採らない・食べないようにしましょう。

 ☆種類の判別は、専門家に見てもらうようにしましょう。

 ★確実に食べられるきのことわからないものは、人からもらったり譲ったりしないようにしましょう。

 ☆きのこの毒は調理しても消すことはできません。迷信は信じないようにしましょう。

 ★俗称(方言)等による「食べられるきのこ」と「毒きのこ(食べられないきのこ)」の取り違いに注意しましょう。

<きのこ食中毒を予防する3原則>

 知らないきのこは「採らない」「食べない」「人にあげない」

食中毒を起こすきのこ

◇クサウラベニタケ

 県内では、平成18年度に1件、平成19年度に1件、平成22年度に1件クサウラベニタケを食べたことによる食中毒が発生しています。

 早いものは梅雨時から姿を見せはじめ、秋のおわり頃まで、コナラ、クヌギとアカマツの混ざった林の地上に点々とあるいは数本ずつかたまって発生します。

 傘は3から10センチで、灰色から黄土色。食用のホンシメジやウラベニホテイシメジとよく似ていて、誤って食べられ中毒になる例が多いきのこです。

 ウラベニホテイシメジとの違いは傘の模様、柄の肉がすかすかした感じがすること、味に苦みがないことです。

 中毒症状は激しい嘔吐や下痢、腹痛などです。(解説及び写真の提供:島根県中山間地域研究センター)

クサウラベニタケの写真2クサウラベニタケの写真1

 クサウラベニタケの写真

◇ツキヨタケ

 県内では平成4年に1件、平成8年に1件、平成21年に1件ツキヨタケを食べたことによる食中毒が発生しています。

 秋にブナの枯れ木等に群生します。一見、野生のシイタケに色も形もそっくりであるため、誤って食べられ食中毒になる例が多い毒きのこです。

 傘は半円形で、色は暗紫褐色から黄褐色、ひだは白色で幅が広く、柄は傘の片側にかたよって着き、柄の肉には黒紫色のシミがあります。暗い場所ではひだが青白く光ります。

 中毒症状は嘔吐や下痢、腹痛などです。

ツキヨタケ

ツキヨタケの写真(島根県中山間地域研究センター)

◇その他のきのこの情報

 島根県における毒きのこの発生実態(リンク:島根県中山間地研究センター)

 

もし食べて体に異常を感じた時は

 嘔吐や下痢などの中毒症状を起こした場合は、すぐに医療機関を受診してください。その際、原因と思われるきのこが残っている場合は、病院へ持参して治療の参考にしてもらってください。

きのこについての迷信

 きのこの見分け方などについて、昔から色々迷信や言い伝えがありますが、科学的根拠はありません。信じないようにしましょう。

 ■柄が縦にさけるきのこは大丈夫?

 ■虫が食べているきのこは食べられる?

 ■地味な色のきのこは食べられる、派手な色のきのこは毒きのこ?

 ■塩漬けにすれば毒が消える?

 ■茄子と一緒に煮れば毒が消える?

きのこによる食中毒の発生状況(島根県;昭和37年以降)

 

kinoko

 


お問い合わせ先

薬事衛生課

島根県健康福祉部薬事衛生課
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
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